Vol.119 絵を描くことでみえるもの

先日、知人の誘いで“舞妓さんを描く会”に参加してきました。

 

知人に教えてもらわなければ、一生行くことはなかったであろうこの会は、1年に1~2回開催されているそう。舞妓さんを呼び、絵のモデルになってもらうのですが、その舞妓さんを中心に描き手が円になって好きな位置で描いていくというスタイルでした。今回は舞妓さんが静止し続ける体力を考慮して、10分~15分ごとにポーズを変え(同じポーズを数回に分ける時もあったり)、休憩してはまたポーズをするという流れで約3時間。絵が下手ながらも描きました。

 

知人は画家なのですが、彼曰く『絵は対象を描くのではなく、その回りの空気感を描くのだ』と絵を描く前にアドバイスをもらいました。空気感を描くにはその場に自分がいなければいけません。インターネットや写真だけでは分からないものなのです。匂い、風、質量、環境など全てを自分の目や肌で感じて絵にする。

 

絵の上手い下手は特に関係なく自分が感じたまま描くことが大事なのだと教わりました。

 

 

 

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最初の方の絵(目と口から血が出てるように見える・・・!!)

 

最初の方は上手く描けなかったのですが、注意深く観察したり、休憩中に舞妓さんと話しているうちに色んな発見がありました。それを一つ一つ絵にしていくことはとても面白く、普段の生活でスピードが重視される中、じっくりとその場に居座るというのはとても新鮮でした。

 

 

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最後の方の絵(だいぶましになりました)

 

 

 

普段落ち着いて何かをするということが少ないのですが、この機会に絵を描いていこうと思った一日でした。

 

担当:設計