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Vol.131 民泊に泊まってみました

2017.4.14

突然ですが・・・

みなさんは民泊を知っていますか?

民泊を利用したことはありますか?

 

近頃、ニュースなどで度々話題として取り上げられる民泊。
ウィキペディアによると「旅行者などが、一般の民家に宿泊することを一般的に意味する日本語の表現」だそうです。ユースホステルやホームステイとも違った、新しい宿泊のスタイルといったところでしょうか。

先日、友人達と東京へ旅行に行くことになり、宿泊先選びに悩んでいたところ、都内に住んでいる友人から「大勢で泊まるなら民泊を利用したほうがお得かも!」というアドバイスを受け、『民泊って最近よく耳にするけど、実際どんな感じなんだろう?』と、頭のなかに はてなマークを沢山浮かべつつ、この機会にと利用してみることにしました。

「そうと決まれば!」と、さっそく『民泊』とGoogle検索し、上位にヒットする某サイトにアクセスすると、膨大な数の宿泊先がズラっと並んでいました。
その中から、希望の場所や人数で検索をかけて選んでいく・・・・・・と、ここまで聞くと一見、普段の宿泊先選びと変わらないように聞こえますが、色々探っていくと違いが見えてきます。

 

それぞれの宿泊先の管理者は、企業でなく”個人”なので、紹介ページの写真や文面から既に各々のカラーが出ていて、その紹介ページの個性込みで民泊先を選んでいるような感覚もありました。

 

良さそうなところを見つけて「いざ予約!」となった時、予約自体も大枠は民泊サイトを利用していますが、やりとりは個別のため、管理者とのメールを介したあくまで”個人と個人”のやりとり。ホテルのような、従業員とお客様という所謂ビジネスライクでシステム的な関係性とも違った、敬語でありながらも親しげで話し言葉のようなメールのやりとりをするのが新鮮であり印象的でした。渡米前に、ホームステイ先である海外のご家族とメールをしている感覚と近いかもしれません。分かりやすく言えば、「ありがとうございます。」でも「ありがとうございます(^▽^)」と最後に顔文字があるようなイメージでしょうか。

 

無事に予約を終えて、いよいよ旅行当日。
宿泊先の最寄り駅からGoogleMapを頼りに目指してみると、住んでいる人しか通らないであろう人通りの少ない道をいくつも通り「本当に、ここ!?」と思わず言ってしまうくらい。自分が想像していた以上に、1軒家が並ぶベッドタウンのような閑静な住宅街に民泊先があることに驚きました。
いざ鍵を開け部屋に入ってみても、所々に妙な生活感があり、何ともいえない不思議な感覚を覚えました。以前に、ホリデイという映画で見た、ホームエクスチェンジとはこういう感覚なのかも知れないなとキャメロンディアスを思い浮かべてみたりもして(笑)

 

そういうものだとあらかじめ想像していたつもりでも、実際に足を踏み入れてみると、慣れるまで時間が掛かるもの。やはり何でも、実際に体験してみないと分からないことは沢山あるなと改めて思う時間でもありました。初めてのことを体験するのは刺激的で面白いな~とも。

 

そして、意外にも一番印象に残っているのが民泊先から10分程歩いたところにあった昔ながらの銭湯。
何人かで連れ立って行ってみたのですが、入浴料も1回ワンコンインでお釣がくるほどの優しいお値段。比較的遅めの時間でしたが、人の出入りは多く地元の人がたくさん利用されている流行の銭湯のようでした。決して設備が整っているわけではありませんが、その完璧でない、そこだけ時間が止まっているような雰囲気が味であり、親しみある空間になっているのかなとも思えました。

 

これは余談ですが、関東の銭湯の湯温は、関西よりもずいぶん熱いらしいとは聞いていて。しかしこれまた想像以上に熱く、私は30秒も肩まで浸かっていられない程で(笑)
そんななか、お隣にいた常連らしきおばさまは、実質足先しか浸かっていない新参者な私たちを気遣ってなのか「ちょっと今日のお湯は熱めだね~」なんておっしゃりながらも、どっぷりと気持ちよさそうに湯船に浸かっておられて。そんなおばさまから漂う、あったかい雰囲気に『これがここの日常の風景』なんだと思うと、なんだか心がほわっと和むような気持ちになりました。湯は熱けれど、心はよい湯加減~(笑)そんな気分にもなってみたり。

 

 

日本で民泊を利用している人のほとんどが、海外からの観光客だといわれています。
そう考えると、民泊を利用して“住まうように泊まる”ことは、今回私が銭湯に訪れたように『普段の観光では訪れることのないような場所に行く機会』が増えるとともに、その土地の『日常にほど近い生活体験』が出来るコンテンツなのだと思うと、外国から来られる方にとって民泊は手ごろに日本の暮らしを体験している気分を味わえる面白い仕組みなのだということが、今回実際に利用してみて分かったことでもあります。

 

それと同時に、所謂観光地という主要なエリアばかりに観光客が集中せず、程よく分散されることで、都市の中でなかなかスポットの当りにくい場所にも人が集まり、小規模なのかもしれませんが地域活性化という観点もあるのかもしれないと感じました。

 

いつもの旅行とは少し違った、旅先に住まうように過ごす時間。

 

今後、2020年の東京オリンピックに向けて、数も増え、制度も見直し改善され、もっと身近でポピュラーな宿泊形態になっていくであろう民泊。
また機会があれば、今度は内装のインテリアなどにもこだわっている民泊を探して利用してみたいと思っています。

 

担当:事務

 

 

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