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vol.188 Saul Leiter展に影響を受ける

2018.7.13

 

少し前に友人の誘いがあり、家族に久しぶりに一人の時間をもらい、
伊丹市立美術館に「Saul Leiter 展」に行ってきました。

きっかけとなったのは、通りすがりの看板で気になり、写真が趣味の父が好きそうな写真だから教えてあげようと。
すでに父はチェック済みで訪れた後でしたが、私もこの展示は見ておきたいと思い、足を運びました。

 

 

 

 

初めて訪れた伊丹市立美術館。

駅から徒歩でアクセスもよく、中庭が美しい佇まいの美術館で、ソウル・ライターの展覧会にとてもマッチしていました。

写真と所々に散りばめられたライターのつぶやきが重なり、写真から伝わるメッセージ、ライターの人となりや毎日の生活、

大切にしていることなどがより深く伝わってきたところが非常にユニークな展覧会でした。

 

 

{ソウル・ライター}

抽象表現主義者の画家リチャード・プセット・ダートと出会い、写真の才能が開花し、

ニューヨークで「エル」「ヴォーグ」などのファッション写真家として活躍しながら、突然商業写真から退き、姿を消したソウル・ライター。

ドイツのシュタイデル社が出版した作品集「Early Color」で写真界で再び脚光を浴び、

写真家でもあり毎日の日課として絵も描く。写真・絵画両方をこよなく愛し、自身がやりたいことを追求し続ける。

 

 

特に印象に残ったワードは「神秘的なことは馴染み深いところで起きているんだ」

「人生で大切なことは、何を手に入れるかじゃない。何を捨てるかということだ。」

ライターの写真家としての活動範囲・撮影被写体は自身の住まいにごく近いところ。

毎日同じ生活リズムの繰り返しを愛し、同じ生活リズムの中から見つかる発見を楽しむ。

わざわざ遠方へ撮りにいかなくても日常こそが素晴らしい!という彼の考え方に、毎日見過ごしていたものを大切にしなくては!という気持ちにさせてくれました。

写真で記録を残すときもライターの写真のように全てをお腹いっぱいに写さない、1番写したいものを決め、何かを捨てる。

選んだ一つの被写体が生き生きとしてくる。

展覧会後に近所の普通の公園で子供を撮影した時も影響されたのか、躍動感のある写真が撮れました。(たまたまかもしれませんが笑)

昔はよく足を運んだ美術館。

あの頃の行動力・好奇心をまた復活させていければと思います。

 

*ソウル・ライター展は終了してしまいましたが、書籍の販売はしているみたいなので機会がありましたら是非一度ご覧ください。

 

担当:事務

 

 

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