こんにちは。
IDAHOMESの広報担当の向山です。
今回は【耐震安全】についてSE構法としての視点で考えていきたいと思います。
SE構法は木造でありながら高い耐震性能を実現しており、鉄骨RC造と比較してコストパフォーマンスもよく、地震による倒壊も過去にゼロ。
計算と実績に裏打ちされた安心・安全な木造住宅です。
【構造用集成材】
SE構法の構造躯体に使用する木材には、全て「構造用集成材」が使われています。
「構造用集成材」とは、十分に乾燥され強度ごとに分類した木材を、科学的に計算しながら張り合わせた「エンジニアリングウッド」のことです。
構造用集成材は、含水率が低く、部材ごとの強度が表示されています。強度や性能が明確であるということは、「どの部分にどの部材を採用するか」を安心して決められるということでもあります。その点で、SE構法を耐震性に優れた構造躯体にするために、とても重要な要素となっているわけです。
【柱と梁の接合部の断面欠損が少ない】
SE構法では、特殊な金物を使うことでその断面の欠損が少ないというメリットがあります。
また、乾燥している集成材ということで、木造自体の収縮も少なく、なおかつボルトやドリフトピンで強固に接合しているので、熊本地震でも注目された「連続した揺れ」に対しても非常に強いと言えるのです。
【柱の引き抜き強度が高い】
SE構法では、「柱脚金物」という特殊な金物で、基礎と柱が直接連結しているので、その引き抜き耐力が大きく向上しています。
その力は最大24.4tという数字で、在来木造のホールダウン金物の5倍以上もの力を発揮するのです。これによる耐震性の向上はとても大きいものがあります。
【東日本大震災でも倒壊ゼロ】
SE構法が生まれた大きなきっかけは「阪神淡路大震災」です。あの時にとても多くの木造住宅が壊れたしまった現状を検証し、「大地震でも絶対に壊れない木造住宅を日本中に広めたい」という理念で「SE構法」は開発されたのです。
その後日本で発生した「中越地震」や「東日本大震災」「熊本地震」において、「SE構法」で建てられた住宅はどの地震においても1棟も壊れませんでした。これは、本来の理念が実証されたものだと確信しています。
IDAHOMESは重量木骨プレミアムパートナーとして関西を中心に、設計施工をしております。
ぜひ、この機会に一度ご相談いただければ幸いでございます。
参考サイト 耐震構法SE構法NCN