こんにちは。
IDA HOMES 現場担当のYasumotoです。
西宮市の新築工事現場にて、建物の基礎が完成いたしました。
一言で「基礎工事」と言っても、その中にはいくつかの工程があります。
そのひとつが「養生期間」と呼ばれる工程で、コンクリートの品質を確保する上で、非常に重要なプロセスです。
コンクリートは、セメントと水が化学反応(=水和反応)を起こすことで硬化し、徐々に強度を発揮していきます。
この硬化と強度発現の過程を安定させるために設けられているのが養生期間です。
反応が起こる速度は気温によって変動し、暑いと早く、寒いと遅くなります。
今のような暑い時期は作業に時間をかけると反応速度の差が出てしまうため、
特に速やかに作業を行わなくてはなりません。
急激な乾燥や温度変化はコンクリートのひび割れの原因となりますので、
こちらの現場では直射日光を避けるためにシートを被せて養生しています。
ただコンクリートを型に入れて乾かすだけで強固な基礎が完成するというわけではないのです。
連日の酷暑の中で基礎工事をしていただきました協力業者様に感謝です。
引き続き熱中症対策を十分に行いながら、安全に工事を進めてまいります。