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一ヶ月訪問という、もう一つの設計工程

2026.3.21

こんにちは。営業部の植田です。

先日、お引渡しから一ヶ月を迎えたお施主様宅へ訪問させていただきました。

伊田工務店では、お引渡し後一ヶ月のタイミングで必ず訪問の機会を設けています。

一般的には、初期不良の確認や不具合のチェックと捉えられることが多いかもしれません。

しかし私たちは、この時間をもう少し異なる意味で位置づけています。

お引渡しの時点で、住まいはまだ“建物”です。

家具が入り、生活が始まり、ご家族それぞれの動きや時間の流れが重なっていくことで、

はじめて“暮らしの器”としての輪郭が立ち上がっていきます。

・コンセントの使い勝手

・照明の高さ

・収納と動線の関係

・室温の感じ方

・音の伝わり方

図面や完成時には見えなかったことが、

日常の中で少しずつ顕在化していきます。

一ヶ月訪問は、それらを一緒に確認するための時間です。

住み始めると、お客様の中には小さな違和感や疑問が生まれます。

「これって普通なのかな?」

「相談してよい範囲なのか?」

「もう少し様子を見るべきか?」

言葉にするか迷うような小さな不安も、こちらから伺いにいく。

不具合を直すことは前提です。

しかし本質は、その先にあります。

暮らしの中に残るかもしれない不安を、できる限り早い段階で解消すること。

安心して住み続けていただける状態を整えること。

それが、この訪問の役割です。

住まいは完成時に価値が決まるものではなく、

時間の中で評価されていくものだと考えています。

だからこそ、お引渡しは終点ではありません。

むしろ、関係が深まっていく起点です。

住まいと、その先にある暮らしに責任を持つこと。

その姿勢を、これからも変わらず積み重ねていきます。

一ヶ月訪問は、その最初の一歩です。

これからも、暮らしに寄り添い続けるパートナーであり続けます。

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