Vol.241 高低差をたのしむ建築

こんにちは。兵庫・神戸注文住宅IDA HOMESのHaseです。

 

先日、大学時代の友人とリモート飲み会をしていたときに、昔行った旅行の話になり「あの建築良かったよね~」と話しながら思い出した建物があったので、今日はその建物の話をしたいなと思います。

 

その建物は、香川県にある「瀬戸内海歴史民俗資料館」

 

 

海に面した山道を車でひたすら登るとたどり着くこの建物から、瀬戸内海の海を見下ろす光景が清々しく気持ちよく、夏の日差しが建物にとても良く似合っていたのを覚えています。

 

この資料館は、香川県庁職員として地域に根ざした建築を追及した建築家・山本忠司さんが、県の建築技師で初めて日本建築学会作品賞を受賞した建築です。

 

ブログを書こうと思い写真を掘り返してみると、訪れたのは2014年7月だったので約6年前になります。話していたときは、そこまで前だとは思っていなかったのですが、月日の流れは凄まじく早いですね…(笑)写真に写っていた自分の姿もさすがに若くて、懐かしくなりました。

 

なんといってもこの建物は、高低差が面白い印象で。

 

階は同じですが、奥の部屋は少し床の高さが下がっています。

 

中庭を囲むように大小さまざまな大きさの展示室が配置されているのですが、それぞれの床面の高低が違うので、展示室を進むごとに変化を楽しめます。

 

高低差を楽しみながら回遊できる中庭

 

木々が植えられている中庭に面した窓からの光だけで、日中は十分過ごしやすいんじゃないかと思う位、心地良い明るさで。中庭の窓を通して、次の展示スペースが見えるのも面白い仕組みだな~と思いました。

 

海賊の城をイメージして設計されたそうですが、大小10の床面の高低が違う展示室を回遊するなかで、アップダウンの変化を楽しめるところが、海賊のような冒険心をくすぐるのかもしれません。

 

 

ちょっとした段差や高低差によって、視点の位置が続々と変化し、それによって見え方感じ方が変わる。密かな高低差・勾配好きの私としては、くすぐられるポイントでした(笑)

 

公式ページを見ていると、館内合計170段以上を数える階段や屋外を通りながら巡ると書かれていました。ほぼ平屋(一部中2階)の建物内外の階段数と考えると驚きです。「いやいや、段差ありすぎでしょう!」と(笑)

 

また特徴的な石積外壁は、建築工事の際に出た石を積み上げるように貼り付けているそうです。

 

この石積外壁の階段を上ると、屋上の展望スペースへ着きます。ここからの瀬戸内海を望む眺めも素敵でした。

自然地形をそのまま生かした、地域の特色を建築に生かしているところに郷土愛を感じますよね。

 

 

「建築を見る」という視点で、博物館や資料館を訪れてみるとまた新しい発見があります。

 

友人と「また行きたいよね~」なんて話をしていたので、今の状況が落ち着いたらまた行けたらいいなと思っています。

 

担当:事務

Vol.240 六甲山マザーツリー

テレワークで運動不足の今日この頃。体を動かしたくて6月入ってから久しぶりに山歩きに行ってきました。新型コロナで自粛していたのでほんとうに久々です。

 

 

今回は北神急行の市営地下鉄化の情報を目にしたこともあって、新長田の自宅から市営地下鉄を使って有馬方面へ行ってきました。

 

行きのがらがらの電車の車中でルートを思案していると、面白い名前の山を見つけたのでふらっと終点1つ前の有馬口駅で電車を降りて、行き当たりばったりの登山行を開始しました。

 

1時間強の山行はだらだらと続く直線的な急斜面でちょっと辟易しましたが、もうすぐ頂上というところでとても雰囲気のある巨木に出会って、今日の山歩きもすべて報われたような気持ちになりました。

 

 

こちらは9本の株立ちで、株立ち好きにはたまらないフォルムだったのですが、このすぐ近くにも7本の株立ちの老木や朽ちかけの奇木があったりして、霊感の全くない私でもこの周辺に何か神聖な雰囲気を感じてしまいました。

 

その後の道程で出会った初老の男性(この日山中で出会ったのは3人だけ!)が、その木がマザーツリーという幹廻りが6m以上ある有名な巨木であることを教えてくれました。

 

 

帰宅後にネットで調べると樹種はアカガシで、幹周で六甲山NO.2とのことでした。六甲山系の山中に巨木というのは私の行動範囲では記憶にないのですが、運良く残ったそういう木を探して歩いてみるのも面白いかもしれないと思った今回の山行でした。

 

都合5時間の山行の帰りは有馬温泉の商店街を通り抜けたのですが、私が訪れた日は開いているお店がほとんどなくて寂しかったです。これからなんとか頑張ってほしいと思います。私も次回は金泉に入りたいと思います。

 

担当:設計

Vol.239 季節を楽しむ

今年は、桜を楽しむ余裕もなく春が終わろうとしています。
さまざまなイベントも中止になり、あまり外に出かけることもできず残念です。

 

弊社では毎年、花のまち神戸の推進運動の一環として神戸市が開催しています『神戸オープンガーデン』に参加しています。

 

 

期間限定で一般のお宅の庭や、お店の植栽などが公開され訪問することができるイベントで、本社ビルの壁面緑化を公開していましたが、こちらも今年は新型コロナウィルス感染防止のため中止になってしまいました。

 

また来年の開催を楽しみにしたいと思います!

 

 

花と緑のまち推進センターのブログ上で綺麗なお花の写真がネット公開されていますので、ガーデニングの参考になるかもしれません。
http://kobeopengarden.blog.jp/

 

山手幹線沿いにある岡本交差点に小さなバラ園があり、色んな種類のバラが綺麗に咲いていました。

 

 

頻繁に造園屋さんが手入れをしているので、かなり長い期間バラを楽しむことができます。

 

最近、夏のような日差しの強い日も多くなってきました。

 

外出することも少しずつ多くなってくると思いますので、季節の移ろいを感じてみてはいかがでしょうか。

 

担当:事務

Vol.238 DIYな日々その⑧~テレワークセット?~

こんにちは! 神戸注文住宅IDA HOMESの工務担当です。

新型コロナウイルスの感染拡大防止の為、外出自粛が叫ばれている昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか?

緊急事態宣言はようやく解除されましたが第二波、第三波が来るかもしれないと考えるとまだまだ完全に

安心出来る状態ではないように思われます。

 

現在弊社におきましても感染拡大防止のためにテレワーク(リモートワーク)作業が導入されていて、

現場業務時と交代出社時以外は自宅でパソコンを開いての業務が続いております。

今までは自宅でそういった作業はほとんどしていなかったこともあって、事務作業できる自分のデスクも無く、

ダイニングテーブルやリビングに座卓を出して作業したり、子供達の学習机を借りたりして作業する日々を

過ごしていたのですが、我が家の奥様からは邪魔との声もあり、また子供達も現在休校中ということもあって、

家でしっかり勉強してもらわないといけないのでそうそうデスクを占領するわけにもいきません。

(もうすぐ学校は始まるみたいですが。)

 

そこで今回はデスクが無ければ作れば良いのでは?ということでテレワーク用デスクを製作することにしました。

コンセプトは ①コンパクトで軽いこと ②安価な材料 ③簡単に製作可能 ④デザインは適当?

なパソコンデスクということでまずは材料を購入。

(杉の無垢ボード24mmx500巾x3mを1枚購入。これがパイン集成材やラバーウッドやタモ集成材と比べても安く、

材料が柔らかいので加工も楽チンで手触りもいい感じ。なおかつ比重も小さいので軽くて運びやすい。

ただそれ故に傷やヘコミは入りやすいので御購入される方はご注意を)

 

 

①材料を大体の大きさにカットしてパーツごとに加工切り出します。

 

②形状は思い付きでまさに適当な感じです。(強度的なことは少し考えましたが。)

 

③一応コンセントも必要なのでデスク天板に穴も開けて。

パーツの切り出しさえが終わればあとは簡単。

接合部はボンド・ビス・金物を使用しての組み立てです。

手早く組み立て作業に移行したかったのでホゾ加工などは無しでビス頭も埋木などをして

目立たなくすることも出来るのですが、今回は木材が乾燥してやせた場合に増し締めが必要と考え、

埋木も無しで作ることにしました。

④デスク脚部分の組み立てです。

⑤天板との接合はアングル金物を使用して取付けます。

コンセント・差し込み部の配線の加工結線をして引き出しレール及び板の取り付けをします。

⑥コンセント・差し込み部の配線の加工結線

 

 

⑦引き出しレール及び板の取り付け(この板だけはパイン集成材です。家にあったもので。)

 

とりあえず形ができたので塗装前にノートパソコンと以前作ったスツールを置いてみてパチリと1枚。

 

あとはペーパー掛け後塗装してテレワークセット1丁あがり!

⑩仕上げをし、完成

 

適当に作った割にはまあまあな感じかな?と思うのですが。どうでしょうか?

デザイン等のセンスは無いのでそこは突っ込まないでください。(笑)

 

自粛・自粛で気が沈みがちな昨今ですが 出掛けなくても自宅で好きなものを自由に作ったり、

自分で家の手入れしたりするも楽しいものですよ。

特に最近はステイホームの推奨で皆さん自宅にいる時間が長くなり、お客様ご自身で住宅のメンテナンスをされる方も

増えてきて色々と質問されることも多くなってきました。

メンテナンスをすることにより、家もよい状態を長く保つことが出来、なおかつ自分ですることで、なお一層

家に対する愛着が湧くと思います。

(※ちょっとした掃除や片付け、草むしり等も住宅を良い状態に保つメンテナンスのひとつなので

気軽に考えてされてみてはいかがでしょう?)

ただ自分では明らかに無理なことや危険なこと、怪我はしないように気をつけてくださいね。

それではまた!

Vol.237 外出できなくでも、家で緑を楽しめる住まい

こんにちは。兵庫・神戸注文住宅IDAHOMESのHaseです。
2020年の立夏は5月5日だったようなので、暦の上ではもう夏なんです。早いですよね。

 

昨今、家に居る時間が増えていて感じている季節の流れの早さ。それは外出を控えるようになって、木々や植物を目にする機会が減ってしまっていることも、ひとつの理由なのでは・・・と思っています。

 

特に、今春は気付かないうちに桜が咲き、そして気付いたら葉桜になっていたくらいの感覚でした。それは少し大袈裟ですかね?(笑)でも私自身の感覚としては、それくらいあっという間に春が過ぎ去っていったような気分です。

 

木々の変化を見届ける余裕を失ってしまっていただけなのかもしれませんが、今までは、特に意識せずに道沿いや公園にある自然を通して四季を感じ、日々を過ごしていたのだな~と、あたりまえのありがたさを色んな場面で感じています。

 

そう思うと、家に居ながらの木々や植物の移り変わりを通して四季の変化を感じられることは、とても有意義なことのように改めて感じました。

 

IDAHOMESが手がけてきた住宅には、住まう空間で自然や緑を通して四季の変化を感じられる仕掛けを取り入れたプランが多くあります。

 

たとえば、アウトドアリビングを楽しむ家では、一般的な庭の空間とはまた違ったかたちで緑を取り込んでいます。

アウトドアリビングを楽しむ家:外からの視線を気にせず自然を満喫

 

アウトドアリビングとは、主にリビングと隣接した庭やバルコニーなどのスペースのことを指しますが、リビングと一体化となることで、家の外にいながらリビングで過ごすように生活空間として利用できるというのが特長です。

 

アウトドアリビングを楽しむ家:LDKに面したアウトドアリビングが住まいの内と外とを繋げ、空間の広がりを演出。

 

家のなかでも外でもない、中間のスペース。いうなれば、広々とした縁側のような位置づけになるのでしょうか。

 

そんなアウトドアリビングに植物を設けることで、家のなかと外という隔たりなく、植物や木々の緑をより日常の身近な距離感で感じることが出来るように思います。そして、キャンプの要素を取り込んだような非日常的な楽しさも持ち合わせています。

 

アウトドアリビングを楽しむ家:逞しく伸びるモミジを眺め、季節の移り変わりを身近に感じられるアウトドアリビング。

 

家に居ながら出来ることの幅を広げてくれる、そんなポテンシャルを秘めたアウトドアリビング。自然や緑を感じられる住まいでの過ごし方には、まだまだ可能性を感じます。

 

追伸
アウトドアリビングについて考えてみると、学生の頃、オーストラリアにホームステイしたときのことを思い出しました。ホストファミリーの住まいにあった、家の周りをぐるりと囲み回遊できる広々としたテラス。そのテラスには、座ると体ごと包まれるようなソファーが置かれていて。学校から帰宅してすぐ、そのソファーに座って庭の木々を眺めながらホストマザーが淹れてくれた甘いホットミルクティーを飲み、その日あった出来事を話すのがステイ中のお決まりパターンでした。「家のなかで過ごすように家の外にいる」というのは不思議な感覚ではありますが、その曖昧さがどこか心地良さで。インドアとアウトドアのちょうど良いバランスの取れたあのテラスの空間こそ、アウトドアリビングだったのかな~と今になって思い返しています。

Vol.236 建築を巡る旅 in ヨーロッパ

こんにちは!そして、はじめまして!兵庫・神戸注文住宅IDAHOMESの設計担当です。

 

ブログを書くのは初めてなので少し緊張しています・・・。
最後まで読んで頂けるととても嬉しいです!

 

そんな私の初めての題材は、2年前に友人とヨーロッパ旅行で訪れた建築です。
3ヶ国の建築を訪れ、その時に撮った写真と共にこれから何回かに分けてご紹介できたらと思います。

 

まず今回は、フランス・マルセイユにある「ユニテ・ダビタシオン」。
全337戸、約1600人が暮らすことのできる集合住宅です。

 

フランスのサヴォア邸や東京の国立西洋美術館を設計した、ル・コルビュジエの設計です。フランスへ行ったら、一度は行ってみたい建築のひとつでした。

 

 

ユニテ・ダビタシオンはフランス語で「住居の統一体、住居の単位」という意味があるそうです。

ル・コルビュジエはマルセイユの他にも、ベルリンなどで合計5つのユニテ・ダビタシオンを設計しています。その中でもマルセイユのユニテ・ダビタシオンは代表的な位置づけにあります。

 

マルセイユ郊外にあり、中心地から地下鉄に乗り、15分ほど歩くと、

 

 

標識が見えてきました。「ル・コルビュジエ ビル」と書いてあります。

 

マルセイユの街並み

 

そういや、マルセイユの街中で仲良くなったお兄さんに『どこ行ったの?』と聞かれ、「ユニテ・ダビタシオン」というと伝わらなかったのですが、「ル・コルビュジエ」というと『ああ~!あそこね!』と分かってくださったのを思い出しました。現地の方には、 ユニテ・ダビタシオンよりも、ル・コルビュジエ 自体が有名なんですね!

 

マルセイユは歴史的な建物が今でも多く残り、機能している中、実際に見に行った私でもユニテ・ダビタシオンは他とは違う雰囲気を放っているなあと感じたので、1952年に建てられた当時はかなりの衝撃だったに違いないと思いました。それを受け入れたマルセイユの方々もかっこいいです。現代まで残してくださり、足を運べたことに感謝しました。

 

憧れだった建物が目の前にある・・・!
わくわくしながら一歩一歩進みました。

 

近代建築の五原則のひとつ ピロティ

 

ピロティを見ると、「近代建築の五原則」が頭をよぎりました。

 

この建物にもしっかり実現されています。337戸をピロティの足が支えています。半世紀以上も・・・。

 

 

この写真は、コルビュジエが人体の寸法と黄金比から作った建造物の基準寸法の数列、「モデュロール」です。

 

この建物にはモデュロールが応用されています。中に入る前からもうコルビュジエで溢れていました。

 

中に入ると、

 

 

郵便局、ホテル、本屋などのお店が入っています。

 

赤ではなく黄色のポスト

エントランスホール

エレベーターホール。扉が赤色です。

 

赤・黄・緑・青の4色が特徴の建物。色使いがかわいらしいです。

 

 

中にもモデュロールが描かれていました。
エレベーターに乗っていると、犬を連れた女の子と一緒になり、ペットOKなんだ・・・!と驚きました。

 

屋上へ行くと、

 

 

ここにも近代建築の五原則、屋上庭園があります。
ただの庭園ではありません。保育園があります。

 

大学時代、教科書に、ユニテ・ダビタシオンの屋上には保育園があると書いてあり「屋上に保育園・・・?」と文章では想像がつきませんでした。それもあって、実際に行って見てみたいと興味を持ちました。

 

下から上まで見て廻りましたが、屋上の存在感はとても大きかったです。

 

行ったときは残念ながら天気があまり良くありませんでしたが、マルセイユの街並み、南フランスの海を眺めることができ、とても贅沢な空間でした。

 

 

郵便局、本屋、売店、ホテル、そして保育園と、街の多くの機能がユニテ・ダビタシオン内に集結しています。

 

この住宅がひとつの街として機能し、充実した生活を送ってほしい。

 

コルビュジエがそう想いを込めて設計したように感じました。

 

その構想を半世紀以上も前に、コルビュジエは実現させたこと。そしてそれが今でも住民に必要とされ機能していることは、革新的だと感じました。

 

ユニテ・ダビタシオンのように、建築やデザインが人々の充実した生活を創り出す空間づくりをするというのは、集合住宅だけではなく、戸建住宅にも通ずるものがあると思います。

 

住宅がこれからの豊かな生活を創り出す。
そんな空間づくりを IDA HOMES の一員として目指していきたいです。

 

担当:設計

Vol.235 おうち時間 #読書

「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」

 

これは、シェイクスピアの書いた戯曲「ハムレット」の中の有名な一説です。
ハムレットを読んだことがない方も、この台詞はご存知なのではないでしょうか。

 

 

いきなりどうした!という冒頭ですみません(笑)こんにちは。兵庫・神戸注文住宅IDAHOMESのHaseです。

 

さて話を戻しますが、劇の中盤、物語の主人公であるハムレット独白のシーンの冒頭で発せられるのがこの有名な台詞。この「生きるべきか死ぬべきか~」のフレーズは日本語訳されたものですが、原文ではどう表記されているか皆さんご存知でしょうか?

 

「To be, or not to be,that is the question」

 

原文では、上記のように書かれているため「生きるべきか、死ぬべきか」以外にも「このままでいいのか、いけないのか」「するか、しないか」など、これまで様々に訳され、その意味について議論がなされているそうです。

100分で名著シリーズは、作品の背景や作者のことが分かりやすく解説されているので、あわせて読むのがおすすめです。

 

どの訳も、根にある思いは作者の思いを読み取りながらも、読み手が受ける印象はそれぞれ言葉の選び方や表現の仕方によって変わってくるものなのだと、私はそれを知ったときに強く感じました。と同時に、同じようなことをハムレットの舞台を観劇したときにも感じました。

 

2015年の蜷川幸雄さん、2019年のサイモン・ゴドウィンさんと異なる演出家の方によるハムレットを観劇したことがあるのですが、同じハムレットという戯曲を用いながらも、こんなに違った印象を受けるものなのだというのが、その時の率直な感想でした。

 

台詞から読み取れる心情や背景、言葉の意図は、解釈する人によって少しずつさまざまに変化する。同じ題材でも視点が変わることで変化する表現の面白さを知ることで、改めて作品の新しい魅力も感じられる気がしました。

 

そして、その読み取り方に深みを感じる戯曲だからこそ、書かれてから400年以上経ったいまでも、色あせることなく世界中で読まれ、上演されている作品なのだと私は思います。

 

テレワークで自宅にて仕事している日々のなかで、昼休みに本棚にあったハムレットを引っ張り出して読みながら、このブログを書いています。

 

ひとりで家にいると喋ることも少なくなり「今日、全然声を出してないんじゃ・・・」と思ったりもする今日このごろなので、先ほど思い切って音読してみました(笑)元々、学生の時に部活動で演劇をやっていたので、台詞を読むことに抵抗がないのもあると思いますが、なかなか楽しくて気分転換にもなるな~なんて思っています

 

角川文庫・河合祥一郎さんの新訳版のハムレット

 

意外と文庫のハムレットは、サクッと読める厚さです。(家にあった罪の声と並べるとこんな感じでした)

みなさんも、こんなときだからこそ、普段とは少し違った読書の楽しみ方をしてみてはいかがでしょうか?

 

「声に出して本を読む」なかなか、おすすめです。

Vol.234 災い転じて福となす

こんにちは。兵庫・神戸注文住宅IDAHOMESの現場監督です。

 

すっかり春本番になり、外に出かけるにはもってこいの季節ですが、新型コロナウイルスの感染拡大で外出を自粛しなければならない不安な日々が続いています。

頂いたミントも大きくなっています

先日のブログでもあったように、伊田工務店でも在宅勤務が導入されました。

 

リモートワークを実際行ってみると、まだまだ不慣れな部分が多くとまどっていますが、ひょっとすると「働き方の改革」につながるのではないか?と予感させる面も感じています。

 

現場監督の業務は、工事現場の巡回管理などの外での仕事と、打合せやデスクワークなどの事務所の中での仕事に分けらますが、現場から現場への移動、会議や打合せのために事務所に移動、など移動時間が意外と多いので、どれだけ効率よく移動できるかがポイントした。

 

在宅勤務になってからは、会議をZOOMで行っていますので、事務所にいなくても問題ありません。

 

コミュニケーションの取り方には工夫が必要ですが、場所を問わないので移動時間の削減につながります。新しい時間の使い方が工夫できそうです。

葉桜は新緑の力強さが感じられます

少し前までは想像も出来なかったコロナウイルスの蔓延がいつ収束するのか不透明ですが、困難の先にはきっと良いことがあるはず。

 

まずは一人ひとりが出来ることを真面目に取り組みましょう。
皆さんがんばっていきましょう!

Vol.233 緊急事態宣言を受けて

皆様、お変わりございませんか?
お元気でいらっしゃると心よりお祈り申し上げます。

 

改めまして、こんにちは!兵庫・神戸注文住宅IDAHOMESの設計です。

 

私が11月頃、初めて中国の武漢で新たなウィルス発見か⁈と一報を聞いた時には、たった5ヶ月で武漢が閉鎖され、マスクや消毒液が手に入らなくなり、子供達は、学校を閉鎖され、全世界が閉鎖される様になるとは、想像ができませんでした。

 

去年の年末には、伊田工務店恒例のお餅つきを何の疑いもなく楽しんで過ごしていました。
今思えば、何も起こらずに本当に良かったと思います。

 

年が明けて、2月頃から一気に環境が変わり、私達も社員の体調の管理と共にマスクの着用、リモートワークの可能性を考えた準備などを進めて参りました。

 

4月7日、安倍総理大臣より緊急事態宣言が発表され、我々の街も対象となり、私達伊田工務店は、4月8日からリモートワークに切り替えました。また、現場、メンテナンスの訪問時の対応方法などを通常のルールと大きく切り替えました。

 

伊田工務店としましては、お客様の安全と安心を守る事は当然の事で、社員とその家族の安心と安全を守る様な判断も必要だと考えてます。
慣れない業務の進め方になり、戸惑う社員の姿を散見しますが、このコロナウィルスに対して、社員一丸となって乗り越えて、この経験が、私たちがより成長する機会になる様に取り組みます。

 

若しかしたらご迷惑や、不快な思いをなど、お掛けする事が出てしまうかも知れません。どうかお許し頂ければ有難いです。

 

大阪市の松井市長が、大袈裟に備えて、後で笑い話になる事が望ましいとおっしゃっていました。私もその様に思います。
皆様もどうぞ、お気を付けて。このウィルス問題が過ぎ去って、笑いながらお会い出来る日を心待ちにしております。

 

なお弊社への連絡は、通常通り電話、ホームページ、メールなどで対応しておりますが、時間が少し変更になっております。ご注意下さい。

Vol.232 休園中でもお家幼稚園

こんにちは、久しぶりの投稿になります。

 

新型コロナウイルスによる休園・休校が長引いていますね・・
そろそろご家庭での遊びにも飽きている頃ではないでしょうか。学校が再開しても休日は外出を制限されそうですしね。

 

休んでいても日々過ぎていく時間は止められないのでできる限り何かさせたいなと思い、幼稚園児のいる我が家ではごっこ遊びをレベルアップし、簡単な家庭工作を取り入れてみました。

 

以前、ノージーのひらめき工房で放送していた、たい焼きをつくる工作をやってみることにしました。

 

集中して楽しんでいました

・進級前にプレとして絵の具に触れることができる

・身の回りのリサイクル品で作れる

・子供も私も紙版画をやってみたい

ということで見よう見まねでやってみよう!

 

<用意するもの>

■スーパーで買った魚・肉などが入っていたトレイ(手のひら大くらいのサイズ):2つ

■少し厚めの紙→版画のパーツ用

■絵の具

■刷毛(我が家は普通の筆で)

■茶封筒→長3封筒くらいのサイズ

■あんこになる色紙(我が家は筆を使いたい子供のために白紙に絵の具を塗ってつくる自作餡)

■ボンド

■のり

 

紙版画の部品をつくることは年少児には難しいので私が担当し、パーツののり付けや、あんこ制作・版画の色塗りを担当してもらいました。

 

①トレイの大きさを確認しながらだいたいのサイズ感で魚パーツの下書き→カット

②両面印刷になるように確認し、ボンドでパーツをトレイに貼り付け

(2つのトレイの端ををたい焼きの鉄板のようにテープでつなげるほうがたい焼きづくりの雰囲気が出せると思います。我が家は忘れていました。)

トレイで版画板をつくる

③一度ボンドを乾燥(乾かしている間にあんこづくり)

④絵の具を用意し、刷毛で素早く塗る

⑤一度押してみようか~ペタン!あ、パーツが一部とれてしまった・・(修理が必要だね笑)

けれど綺麗に版画完成(^.^)焦げ目っぽくて美味しそう~

 

完成!版の色むらが焦げ目の風合いを出してくれます

凹凸を利用して印刷するので版の色塗りは多少はみ出してもOKなので、子供の好きなように塗らせてあげられます。

 

茶封筒を閉じてしまうとあんこが隠れてしまうのがもったいないので我が家は少し封を開けましたが正式には閉じていました。

 

完成後は、文字の練習がてらメニューの看板を作り、実際にごっこ遊びを楽しみます。

 

家遊びの機会が増える中、テレビなどを見がちですが、手を動かす工作も、ストレス発散にもなるので取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

新型コロナウイルスの影響でこれからの家での過ごし方も変わりそうですね。

 

子供たちの居場所や、大人もテレワークという働き方が浸透すれば、家づくりにおいてもネット環境、採光や防音性、収納など、テレワーク対応の環境づくりを考えていかなければならないかもしれません。

 

新しい住環境について学んでいければと思いました。

 

詳しくは、“ノージーのひらめき工房 たい焼き”で検索してみてくださいね。

Vol.231 No Rain, No Rainbow

こんにちは!2月某日、15年ぶりにハワイに行ってきました。
今から思えば、新型コロナウイルスで海外旅行が困難になる前の貴重な旅になりました。

 

ハワイと言えば、青い海、空、グルメ、お買い物etc…
今回は、さまざまなハワイをご紹介したいと思います。

 

まず、出発は成田空港から。
いつもなら関空からですが、今回はA380(エアバス380)に乗りたくて成田からTAKEOFF!!

 

空飛ぶウミガメ(愛称:フライングホヌ)をイメージした機体は可愛いですね!!ハワイでウミガメは神様から幸運を運んでくれる「海の守り神」として愛されています。

 

大きくて綺麗な機内は快適なフライトでした。機会あれば乗ってみてください。

 

 

次の写真は、ハワイの「この木なんの木」です!

 

 

CMでおなじみの「この~木なんの木気になる木~♪」で登場する大きな木は、ワイキキから車で30分ぐらいです。日本の木と比べるととっても大きいです!!

 

野生の鳥たちもたくさんいて、神聖なパワースポットであり癒しの場所です。

 

次は、ダイヤモンドヘッド登山で見た朝日です。

 

時折雨が降る中、山頂で雲の隙間から太陽が見えてきました!ラッキー!

 

 

ハワイの空気を吸って大きく深呼吸。

 

 

日が昇り始めて明るくなり、海も青くなり、下山途中に可愛い灯台発見!

 

そして~そして、ハワイの虹です(合成ではありません(笑))

雨が上がり大きな虹が出現。あまりに綺麗なので見とれて滑りそうになりました!

 

このコラムのタイトル『No Rain, No Rainbow(辛いことの後には素晴らしい事が待っている)』は、ハワイのことわざです。

 

何事も、うまくいく時もあれば、そうで無い時もあります。
何かが起きて落ち込んでいても、その後にはきっと良い事が起きるよ♪という意味なんです!

 

ハワイの車のナンバープレートにも虹が描かれていますよ。今度行かれたら気にしてみてください。

 

次は、ホールフーズマーケットです。
全米を中心に展開するグルメスーパーで、オーガニックフードやメイド・イン・ハワイがいっぱいです。

なんでしょう??並び方?やっぱりオシャレです!

 

さすが健康管理にストイックなロコも多く訪れるスーパーだけあり、サプリメントやスーパーフードが充実しています。Local(ローカル)と書かれた看板が地元のものでたくさん並んでいます。

 

目的のアサイーパウダーもありました。しかもSALEです。グリーンスムージーの素などもより取り見取り。日本で買うよりリーズナブルなので、色々買ってしまいました。

 

 

お肉もお魚もきれいに並んでいますよ。

 

 

そして、人気のエコバッグ。

 

ハワイはすでにレジ袋が有料なので、可愛くて丈夫なバッグは必須ですね。
日本でも7月から有料化になるようで、私は別の小さな折り畳みバッグを買いました。

 

そして次は、グルメ・・・

 

ハワイ北部のノースショア。ハレイワではガーリックシュリンプをほぼみんな食べてます!エビはプリプリで量もちょうど良い感じ。

 

 

ハワイ東部のカイルアでは、有名なパンケーキ(これは、プレーンです)。
甘いものが苦手な方にも、ソーセージ付きで大丈夫!!

 

最後は、ハワイ出雲大社で締めくくりたいと思います。

 

お賽銭はドルですが神主さんも居て、御朱印ももらえます。

 

日本と同じで約300円。ハワイに来てること忘れそうですね。

 

狛犬にはハワイのレイがかかっています!

 

定番ハワイ旅行の写真でしたが・・・
これからも、出会いを大切に、ご縁を大切に、皆さまの大切な家づくりに関わって行きたいと思います。

 

担当:事務

Vol.230 日日是好日

こんにちは。兵庫・神戸注文住宅IDA HOMESのHaseです。

 

ここ数週間、出かけにくく外出を控える週末が続いています。
こんなに、のんびりと家に居る休日も最近無かったな~と思いつつ「今こそ、入会したまま使いこなせていなかったアマゾンプライムの使いどころでは!」と、何か映画やドラマ作品を見てみようと探していると、前から気になっていた作品を見つけたので、今回はその話をしたいと思います。

 

その作品は、2018年に公開された映画「日日是好日」

 

 

黒木華さん演じる主人公の典子が、茶道を通じて成長していくストーリーで、典子が通う茶道教室の先生役を樹木希林さんが演じていることも話題になっていたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

 

私は茶道を習ったことがないので、序盤は初めて茶道を学ぶ典子と同じ気持ちになって「こんなに細かく動きや順番が決まっているんだな」「頭のなかがこんがらがりそう」などと感じながら見ていました。

 

何度も稽古を重ねていたある日、頭で順番や動作の意味を考えるよりも、自然と体が先に動いたことに嬉しさを感じる典子。「習うより慣れろ」とよく言いますが、何度も繰り返し練習していくことで体に染み付くことは誰しも大なり小なり経験があるかと思います。

 

そういう何か自分のなかで感覚を掴んだようなときの喜びみたいなものって、自信にも繋がるなと。そしてそういう瞬間は大人になるにつれて少なくなっているなと、改めて思ったりもしました。

 

 

典子にとって、茶道は誘われてはじめた習い事で趣味のひとつですが、続けていくことで茶道をしている時間が彼女にとって四季の移ろいに耳を傾け自然を感じ、心をすっと正して落ち着かせ、一歩前へ進むため充電をチャージするような大切なひと時になっていく。

 

典子が茶道とともに、日常を一日一日刻んでいくのを見届けながら「日日是好日」という言葉ってなんだかいいなぁ~としみじみ思いました。

 

毎日が良い日となるように努める。
今日も明日も明後日も良い日になるように、ほどほどに。

 

担当:事務