Vol.257 姫路城(兵庫県) ~Architecture that impressed me~

こんにちは。兵庫・神戸注文住宅IDAHOMESのHaseです。

 

前回のコラムよりはじめた『 IDA HOMESのスタッフが印象に残っている建築』をご紹介する企画の、今回はVol.02です。

 

引き続き、ゆるりと旅行気分を感じていただいたり、コロナ禍が明けたときに訪れたい場所の参考などにしていただければと思います。

 

Architecture that impressed me  Vol.02 『 姫路城 』

 

今回ご紹介する建築は、『姫路城』です。選んでいただいたのは、管理部のFujiwaraさん。

 

 

姫路城は、平成5年に奈良の法隆寺とともに、日本で初めて世界文化遺産に登録された建築です。シラサギが羽を広げたような優美な姿から「白鷺城」の愛称でも親しまれています。

 

Fujiwaraさんは姫路城について、『物心がつく頃で既に存在は知っていた』そうですが、『”平成の大改修”の見学に行き、再認識しました』とのこと。私もあの改修の後に初めて姫路城を訪れたので、平成の大改修は沢山の方が訪れるきっかけになっていますよね。

 

 

『2013年の改修工事中と2016年の完成時に見学に行きました。カメラを購入し撮影のために訪問しました。』ということで、今回 当時撮影された写真を沢山送っていただきました。

 

 

雲ひとつ無い青空が、より姫路城の澄んだ白さを際立たせています。

 

Fujiwaraさんに姫路城の魅力を伺ったところ、『回収後の”白”』とお答えいただき、「まさに!」と私も写真を見て再認識しました。圧倒的な白さを放つ美しさは、やはり姫路城を語る上では欠かせないですよね。

 

 

『影響を受けたところはお答えするのは難しいですが、過去の建築を見るといずれも今の文明が無い状態でよく建てることが出来たなと感心します』ともお答えいただき、長い年月を経ても手を加えながら残り続けている建築から感じること、学ぶところは沢山あるなと私も感じました。

 

そんなFujiwaraさんが次に訪れたい場所としてあげてくださったのが、スペイン・バルセロナの『サグラダファミリア』

 

『140年余りもの期間を費やす建築物がどんなものかを見てみたい』とのことで、長い歴史を感じさせる建築がFujiwaraさんの琴線に触れるのかなと、今回話を伺って感じました^^

 

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Vol.01 鼓門(石川県)

Vol.256 鼓門(石川県) ~Architecture that impressed me~

こんにちは。兵庫・神戸注文住宅 IDAHOMES の Haseです。

 

突然ですが皆さんにとって、「印象に残っている建築」は、どんな建築ですか?

 

昨年から続くコロナ禍で、国内外問わず旅行や観光が出来ない、また行きにくい状況が続いています。そんななか、家族や友人と話していると、過去に行った旅行の話になることも多く、その時に見た景色や思い出と共に、訪れた建築のことを思い返すことが度々あります。

 

そんなことを思いながらふと、「IDAHOMESのスタッフが、それぞれ印象に残っている建築って何だろう?」と頭に浮かび、思い立ったが吉日ということで、スタッフの皆さんに聞いてみることにしました!おそらく、スタッフ皆さんも突然の私からのアンケートにびっくりしたと思います(笑)

 

ということで、今回からこのコラムにて、不定期ですが『 IDA HOMESのスタッフが印象に残っている建築 』をご紹介していきますので、ゆるりと旅行気分を感じていただいたり、コロナ禍が明けたときに訪れたい場所の参考などにしていただければと思います。

 

Architecture that impressed me  Vol.01 『 鼓門 』

今回ご紹介する建築は、『鼓門』です。選んでいただいたのは、管理部のMukouyamaさん。

 

 

鼓門は、2005年に石川県・金沢駅の東口に金沢の伝統芸能である能楽で使われる鼓をイメージして建てられたそうです。

 

『3年前に旅行で訪れましたが、巨大でインパクトがあり、堂々としていた圧巻でした』と、その魅力を語っていただきました。

 

私も訪れたことがありますが、金沢駅を出て振り返り鼓門が目に飛び込んできたとき、写真で見て想像していたよりも圧倒的に感じたサイズ感と迫力に、「うわぁ~」と思わず仰け反ったことを思い出しました。

 

そんなMukouyamaさんが次に訪れてみたい建築は、『信州渋温泉 金具屋』とのこと。

 

『登録有形文化財の宿とローマの噴水を模した浪漫風呂』ということで、どんな場所なんだろうとネットで検索してみたところ、どことなく千と千尋の神隠しに出てくるような雰囲気で、古くからの歴史を物語るような荘厳さを感じました。また、実際に行かれた際には感想を聞いてみたいですね^^

Vol.255 BANKERS WATCH

私事ですが、今年人生2度目の厄年を迎えています。
厄年には、体調を崩したり、災難を受けたりしやすいといわれていますが、最近、体の小さな不調が続いていて体調がなかなかすっきりせず、「これが厄年なのか・・・」と厄年の洗礼を受けつつあるような気持ちです・・・侮るなかれ厄年(笑)

 

そんななか、昔から厄年を迎える人に厄除けの品を贈るという習慣があるということで、両親から腕時計をプレゼントして貰いました。

 

厄年の贈り物としては「長いもの」が良いと言われているそうで、母は若い頃に着物の帯を贈ってもらったそうなのですが、私は着物を着る機会もほとんどないのでどうしようかと話していたところ、最近ではネックレスや腕時計などを贈ることもあるということで、腕時計を贈って貰うことにしました。

 

昔からの風習も、今のライフスタイルに合わせて柔軟にアップデートしていくんだなと思いましたが、長いものが良い理由を調べてみると、「長寿を願う気持ちを込める」ということだったので、要はその気持ちが大切なのかも知れません。

 

そして贈っていただいたのが、アルネ・ヤコブセンのバンカーズウォッチです。

 

 

アルネ・ヤコブセンはデンマークを代表する建築家で、建築の他にも照明、テキスタイル、家具など、様々な工業デザインを手がけています。

 

このバンカーズウォッチは、アルネ・ヤコブセンがデンマーク国立銀行を設計した際に、トータルデザインに基づき家具や水栓器具などとともに手がけたウォールクロック「BANKERS」を忠実に再現したプロダクトです。

 

文字盤が数字でなく、12個の均等に並んだブロックのデザインで視覚的に楽しいグラフィックになっているところが、個人的に気に入っているポイントです。

 

 

また全体的にはモノトーンですが、センターの赤いラウンドがアクセントになっているところも素敵だな~と時間を確認する度に惚れ惚れします。

 

民間や公共の施設で使われていた時計のデザインが、腕時計として再現されているケースは他にも、スイス国鉄で使われていた駅の時計を腕時計にした、モンディーン社のスイスレイルウェイステーションクロックなどがあります。この時計は前に家族が使っていたのですが、こちらも赤い色がアクセントとして使われているので、どこかバンカーズウォッチとの共通点を感じます。

 

大勢の人が行き交う場所や建築に合わせて作られ、多くの人に見上げられてきたであろう時計が、腕時計となって今、私の腕元を飾っていると考えると、デザインの面白さを感じます。そのデザインの辿ってきた経緯を知ることで、歴史や物語を自然と想像させられるところも惹かれる理由のひとつなのだと思います。

 

一見シンプルでありながら、細部に遊び心のあるデザインを見ていると、凝り固まらずに、もっと柔軟な発想で物事を考えていきたいものだな~と思わされます。そう思わせてくれるアイテムが腕に備わってくれているのは、なんだか心強いです。それこそ、厄除けにぴったりなんじゃないかと、今ブログを書いていて気付きました。今年もあと半年をきりましたが、この時計を相棒に頑張っていきたいと思います!

 

担当:事務

Vol.254 グルテンフリーな食生活

春頃から、グルテンフリーを意識した食生活を取り入れています。
それは、家族から「小麦製品を食べるのを控えていたら、体調が良くなってきた気がする」と言われたことがきっかけでした。

 

皆さんは、グルテンフリーについてご存知ですか?

 

グルテンフリーとはその名の通り、グルテンという小麦粉に含まれるたんぱく質が絡み合ってできたものを含まない食品のことで、グルテンを含む食品を摂取しなかったり、摂取するのを控えた食生活のことを意味しています。

テニスプレーヤーのジョコビッチ選手が、グルテンフリーの食生活を実践したところ、それまでのスランプを脱してグランドスラムを制し、世界ランク1位になったことも有名ですよね。

 

ジョコビッチ選手は、「集中力と体力を保てなかったのは食事に含まれていた植物性タンパク質のグルテンの影響だった」と著書に書いているそうです。

 

調べてみると、グルテンは腸に炎症を引き起こして腹部膨満感などをもたらしたり、血糖値の急上昇や体を冷やしたり、消化不良を起こしやすくするなどの影響を体に与えやすいようなので、腸内環境のことなどを考えると、摂取することで体調のバランスを崩しやすくなるようにも思えます。

 

ただ、完全にグルテンフリーの食生活に切り替えるのは、なかなかストイックでハードルが高いということもあり、わが家では、無理のないペースでグルテンフリーを取り入れるようにしています。

 

グルテンフリーを意識するようになって驚いたのが、意外にも普段使いのスーパーにもグルテンフリーの商品が販売されていて手軽に購入出来るということでした。

 

オーガニックな食品や輸入食品を豊富に取り扱っているお店で買うといったイメージを勝手に持っていたので、小麦を使わない食品の需要が高まってきているということだな~と感じています。

 

小麦粉の代わりに使用出来る米粉や、とうもろこしや米粉で作られたパスタやマカロニなどは取り入れやすいこともあり、リピートしています。

味や食感は、小麦を使ったものと多少違うな~と感じる部分もありますが、私自身はそこまで気にならないので、気に入って日々食べています。

 

コロナ禍のなかで、毎日の体調を整えて免疫をつけておかなければと、以前よりも自分や家族の健康について考える機会が増えたようにも感じています。

 

食べることは、日々の積み重ねでもありますので、体にとって良いものを取り入れることを意識して。でもストレスにはならないように、好物のとんこつラーメンを食べたいときは食べつつ(笑)、食生活もバランスを取りながら過ごしていきたいと思っています。

 

担当:事務

Vol.253 心地良く永く暮らすために

こんにちは。最高気温が30度を超える日も出てきて、夏に向かって季節の変わり目を感じながら6月も終わりを迎えようとしています。

 

夏の暑さもあってか、家のなかで靴下やスリッパを履いていると熱がこもってしまうように感じ、最近はほとんど素足で過ごしています。

 

無垢フローリングの上を素足で歩くと木の肌触りが心地良く、触れたときの温度感も体温に馴染んでくれているような感覚があります。

 

わが家は引越しをしてから初めての夏を迎えますが「夏は青色のひんやりシートが無いと眠れない…」とぼやいている暑がりの家族が、フローリングに寝転んで心地良さそうにうたた寝しているのを見て「無垢にして良かったな~」と感じています。無垢材は定期的なメンテナンスが必要ですが、自分達で手入れしていくことで、より住まいに愛着を持てるようにも思います。

 

IDA HOMESで働いていて感じるのは、住まいに関するプロが何人も社内にいるので「これって自分で直せる?」「どうやって直したらいい?」など疑問や質問を気軽に聞いてみることが出来るということ。事務の私としては、家のことについてまだまだ分からないことも沢山ありますので、身近に住まいのアドバイザーとなってくれるスタッフがいることは心強くもあります。クロスやフローリングの補修方法など、ちょっとしたことでも、原因や直す方法が分かって自分でメンテナンスが出来ると嬉しいものです。

 

自分達で難しいところはプロの力を借りながら、永く心地良く暮らせるように住まいの調子を整えながら過ごしていきたいです。

 

IDA HOMESでは、お引渡し後の住まいのお困りごとや、プロでないと難しい部分の清掃などに対応するライフサポート制度を充実させ、住まう方々のよきパートナーとして皆さまの暮らしをより良いものにしていきたいと考えていますので、お気軽にご相談いただければと思います。

 

担当:事務

Vol.252 梅雨の紫陽花

6月に入り、日差しの強さも夏に向けて本格的になりはじめました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 

今年は、梅雨入りが例年よりも早く、近畿地方では5月中旬に梅雨入りしたと気象台より発表されたこともあってか、5月は悪天候が続いていました。ここ最近は比較的快晴でしたが、天気予報を見ていると、また来週にかけて曇りや雨の天気になりそうです。

 

雨の日が続く梅雨の時期は、気持ちもどこか曇りがちですが、ちょうど梅雨の時期に見ごろになる紫陽花は、この時期の楽しみのひとつでもあります。

 

 

なかなか外出が出来ないなかで、運動がてら最近の私の休日のライフワークになっているのが、近くの公園でのランニングと散歩。

 

大きな池のある公園には、季節ごとに楽しめる木々や花々が植えられていて、訪れるたびに発見があります。

 

 

春は、たけのこが成長していく過程を楽しんでいましたが、今はあじさいが日当たりのよい場所から徐々に開花していくさまを楽しみにしています。

 

 

大きな公園が近くにある今の家に引越してから、ランニングや散歩をするようになり、木々や花々が季節によって形や色を変えながら移り変わっていく様を身近に感じることで、自然と気持ちがリフレッシュされているような気がします。

 

 

なかなか一度染み付いた生活習慣やルーティーンを変えることは難しいですが、住む環境を変えることで自然と変えることが出来るものなんだなと、住環境の影響力の大きさを感じていて、私にとって新しい発見の日々です。

 

「適度な運動で、健康になる!」という個人的な今年の目標も、コツコツと毎週積み重ねて生活に馴染ませていければと思っています。

 

担当:事務

Vol.251 初夏のハイキング

先日、西宮市名塩にあるJR福知山線の廃線敷のハイキングコースに行ってきました。

 

JR福知山線 生瀬駅~武田尾駅まで武庫川峡谷沿いにある5km弱のルートです。2016年から一般公開されているとのことで、近くに住むお客様から教えていただいていたのを日曜の休日にようやく訪れることができました。

 

 

JR生瀬駅から出発しましたが、日曜日でも人もそれほど多くなくて、終始のんびりした気分で歩くことができました。

 

現在の路線が1986年に開業ですから約35年が経過しているということで、樹木も程よく茂って道に影を作り良い雰囲気を醸し出していました。

 

トンネルが数か所あるのですが、初夏の陽気の中でもトンネルの中はひんやり涼しくて気持ちがよかったです。

 

 

トンネル内には照明器具がないため探検気分で歩くことができて子供も喜んでいました。(スマホの懐中電灯で十分ですが、器具の持参は必須です)

 

名塩の廃線敷はちょっとノスタルジックなとても気持ちの良い素敵な場所でした。
(武田尾駅寄りの河原で水遊びもできましたので、タオルや子供の着替えの用意をおすすめします。)

 

担当:設計

Vol.250 子ども読書の日

本日、4月23日は、子どもたちが積極的に読書活動を行う意欲を高めるために「子ども読書の日」と定められているそうです。また、大人が読書を子どもに勧めるだけでなく、本を手渡したり、読み語ることを習慣にして欲しいという取り組みでもあるとか。

 

昨日のミーティングでスタッフの一人からこの話を聞いて、そんな日があることを初めて知りました。自分の知らないことって沢山あるな~と日々気付かされます。

 

私にとっての身近な子どもは、親戚や友人の子どもたちです。以前親戚の子どもへのプレゼントとして本を贈ったことがありましたが、いざ本を選ぶとなると「どの本にしようか」と、自分が想定していたよりも書店で随分と悩んだ記憶があります。

 

書店で子ども向けのコーナーへ行くこと自体が久しぶりで、懐かしい本との再会に思わず花が咲いたのもありますが、自分が子どもの頃に読んで印象的だった本は、大人になっても鮮明に読んで想像した場面を覚えていたり、意外と考え方のもとになっていたりもするな~という思いや思い出も重なって、つい「あの本も、この本も」と勧めたい気持ちになってしまいます。

 

昨年、公開された映画「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」を見たときにも、同じような気持ちになりました。

 

 

子どもの頃に何度も読んだ若草物語の記憶がじんわりとよみがえってくる何ともいえない懐かしさと、大人になって当時は感じることのなかった物語への別の視点が出来たことへの新鮮さを同時に感じた時間でもありました。特に、次女ジョーの道を切り開いていこうと進む強さと葛藤は、今読んでも心を掴まれ励まされるものがあります。

 

映画を見終わったあと「もう一度、若草物語を読みたい!」と思い、改めて書籍を買って読み直しながら「この本も、あの子がもう少し大きくなったら勧めてあげたい1冊だな~」とも思ったり。

 

おうち時間が増えている今は、ゆっくりと本を読む良い機会でもあります。「子ども読書の日」は4月23日ですが、本日から5月12日までは「こどもの読書週間」と定められているようです。

 

家で本を読んだり読み聞かせたり、読んだ本について家族で感想を話したり。今年は、そんなゴールデンウィークの過ごし方もありかもしれません。

 

ちなみに、私が最近読んだ本で面白かったのはこの2冊。
どちらも、イギリス在住のライター・コラムニストのブレイディみかこさん著書の時事も交えたエッセイ。EU離脱や広がる格差社会、公共制度や医療問題まで、英国社会のリアルを生々しくもカラッとした文体で書かれていて、個人的におすすめです。

 

 

担当:事務

Vol.249 DIYな日々その⑨ ~宙に浮く?テーブル~

新年あけましておめでとうございます!
お久しぶりです。神戸注文住宅IDA HOMESの工務担当です。

昨年も大変な1年でしたが2021年を迎えてもなお、新型コロナウイルスの勢いは衰えることなく関西圏も緊急事態宣言が発令され、油断のできない状況が続いています。今年も感染対策をしっかりして皆さんコロナに負けずに頑張っていきましょう。

 

今回私が製作にチャレンジしたものは『宙に浮く?テーブル』です。

 

年末か年始のテレビ番組で紹介されている映像を見て実に面白い仕組、構造だなとすごく興味がわいたので実際どんな感じなのか、ぜひとも自分の手で作ってみて検証したいと考え、この構造のサイドテーブルを作ってみることにしました。

 

このテーブルは実際には宙に浮いているわけではなく、浮いているように見えるということのようです。

 

調べてみるとテンセグリティーといわれる概念をもとにした構造で、それは一般的な構造物とは異なり、圧縮材が互いに接続されておらず、張力材とのバランスによって成立している構造との事でした。
※ちなみにテンセグリティーとはTension(張力)とIntegrity(統合)の造語でネットで検索すると様々な解説が出てくるので詳しく知りたい方はそちらのほうでお願いいたします。製作例も多数あり、参考になります。

 

うまく出来るかどうかはわかりませんがとにかく製作開始します。
果たして本当に浮いているように見えるのでしょうか?

 

 

簡単な図面を書いてみます。理屈では中心の張力材と周りの張力材のバランスで自立できるはずです。

 

 

 

まずはいつものように材料の加工切り出しです。

 

フレーム、天板部分は余り物のイタウバ材(フレーム部分)、ラバーウッド材(天板部分)を使い、張力材は今回1.5mmのステンレスワイヤーを使用します。

 

 

 

天板は2枚の板をダボとボンドで接合した後、8角形に加工、面取りします。

 

 

それぞれのパーツを組立前にペーパー掛け+着色しました。

 

 

土台部分と天板部分を組み立てます。

 

 

仮に木で支えて宙に浮かし上下パーツをワイヤーにて繋ぎます。
さて、うまく自立できるでしょうか?楽しみです。

 

 

支えの木を外すと逆さまですがたしかに土台パーツが浮いているかのように見えます。
あとはひっくり返して天板の水平と構造の強度をワイヤーのテンションで微調整していきます。

 

宙に浮く?テーブルの完成です。

 

『なるほど!こんな感じか』というのが実際にできたものを見ての最初の感想です。

 

このテーブル縦方向は割としっかりしているのですがワイヤーのテンションを強く掛けても横方向にはやはりユラユラと揺れます。揺れている天板をじっと見ていると酔ってしまいそうです。(笑)この仕様だとしょうがないんですけどね。ワイヤーの本数を増やしたり、強度を上げたり、張り方、張り方向を工夫すれば揺れも少なくなり安定していくのでしょうがたぶんワイヤーだらけになってしまうでしょう。このユラユラしたところがまた浮遊しているような感じがして良いのかもしれません。

 

前回製作したデスクの横に置いてます。
どうでしょう?皆さんこのテーブル宙に浮いているように見えますか?

 

この構造についてネットなどで画像を見たり解説を読んだりしてある程度理屈ではわかっていたのですが実際に自分で製作し、触れてみて、構造の強度、動き方や力のかかり具合等イマイチわかりにくかった部分を理解することができ、とても良い経験となりました。

また機会があればこの構造で椅子なんかを作ってみてどんな座り心地なのかを体感するのも面白いかもしれませんね。

 

それではまた!

 

担当:工務

Vol.248 ありがとうタンタン

弊社は、王子動物園の近くにあり、打合せの帰りに王子動物園に行くというお客様も多いです。

 

ジャイアントパンダのタンタン(旦旦)が中国に帰ることになり、ご近所さんとしては寂しくなるな~と思っています。

 

 

最近では三宮駅にも大きなポスターが貼ってあり、神戸の人たちにタンタンが愛されていたことがよくわかります。

 

ほかにも、看板やバスラッピングなど、街中でタンタンを見かけることが多くなると、中国返還の時期が近づいてきているのを実感して寂しい気持ちになります。

 

タンタンが中国に帰る日については、新型コロナウイルスの影響で延期になっています。気候などの問題もあり、なるべく負担がかからない移動時期を調整中とのことで飛行機の目処が付き次第、中国へ返還されるそうです。

 

もうしばらくタンタンに会える日が延びましたが、観覧制限が設けられているため、土日祝の観覧には事前申し込み(抽選制)が必要です。

 

帰るまでにもう一度、会いに行けたらいいなと思っています。

 

ふるさとの中国へ帰ったら、たくさんの仲間たちとのんびり暮らしてほしいです。

 

動物園の近くのコンビニにタンタンのお菓子がありましたので、感謝の気持ちを込めて購入してきました。

 

 

ありがとうタンタン

 

担当:事務

 

特設サイト
https://thanks-tantan.com/

vol.247 奇をてらわないこと

 

久しぶりの投稿になります!

立冬も過ぎたというのにこの気温の高さ。活動しやすいのでまだまだ秋を楽しむことにしようかなと思う今日この頃です。

IDA HOMESでは、ホームページへの施工例の掲載は少し遅れているものの(竣工写真撮影を計画中です)、

毎月新しい新築・リフォーム物件が竣工しています。

先日も長い工期を経て、邸宅のお引渡しが無事に終わりました。

1邸1邸仕上がっていく中でいつも気になる言葉があります。

IDA HOMESの家づくりにおいて設計士からよく出てくる言葉“奇をてらわない”家づくり。

“奇をてらわない”を検索すると→わざわざ風変わりな言動や格好をして人の気を引いたり注目されたりしないさま。

無難であろうとするさま。と出てきます。

弊社の設計デザインで置き換えると、意味もなく必要のないデザイン・プランはしない。

わざとらしくない、暮らし心地・安心して住んでいただくために必然的であるデザインであるものとでもいうのでしょうかね。

 

施工例でご紹介すると・・

a.開放感を秘めた家

奇をてらったのではなく、単なるデザインでもない外観フォルム。

前面に傾いた壁は必然的なもの。通りからの視線を遮断し、外からは計りしれない開放感を内部に実現しました。

1邸1邸土地の状況を見極め、ポテンシャルを引き出し、大胆なデザインと緻密な計算が、快適さを生みます。

絶妙な外壁の角度調整が、内部への開放感をつくります。

 

b.空に剝く家

まるで空中に突き出したようなフォルムの外観。決してデザインが先行したわけではなく、

オーナー様ご要望の「視界を邪魔されずに眺望を思う存分楽しみたい」を実現するため、崖地をそのまま使うプランにしました。

結果、神戸の眺望を独り占めできるほどの眺望を満喫できる邸宅が完成しました。

 

どの物件もお客様のライフスタイル・ご要望・敷地の状況を読み込んで

いかに快適に過ごしていただけるかを考え、生まれた必然的なデザインなのです。

住宅だけでなく、“衣”の分野でも、必然的デザインがあるようです。

カウボーイの袖にひらひらとついているフリンジ。

これも単なるデザイン・オシャレではなく、本来は雨の際に袖下に水が溜まって袖がカビたり腐ったりするのを

防ぐ為に水が伝って流れるしくみのために付いているものだそうです。

一見、派手なデザイン、オシャレ重視?と思うものでも、つくられた意図をしっかりと持ってつくられたものは、

実用性があり快適で長く愛されるモノとなり、残されていくものなんだと思います。

私たちの住まいづくりにおいても、丁寧であり、制作コンセプトをしっかりと持って、

いつまでも安心・健康で、快適に暮らしていただける住まいでなければいけないと感じました。

そのためにも日頃からの意識や訓練が必要だと思うので、身近なことからでも

考えを持って暮らしていきたいですね。

 

担当:事務

Vol.246 建築を巡る旅 inヨーロッパ その2

こんにちは!兵庫・神戸注文住宅IDAHOMESの設計担当です。

 

急に寒くなってきましたね。
私はとても寒がりなので、毎年この時期からは寒さとの戦いが始まります・・・。皆さんも体調管理に気をつけてください。

 

私は2年前に友人とヨーロッパ3ヶ国の建築を訪れ、前回のブログでは、ル・コルビュジエの「ユニテ・ダビタシオン」を紹介しました。

 

今回ご紹介するのは、オランダ・ユトレヒトにある「シュレーダー邸」。

 

 

シュレーダー夫人と子どもたちのために1924年に建てられた住宅です。
水平線、垂直線、直角、三原色、非装飾性、単純性などを追求した「デ・ステイル」で有名なリートフェルトが設計しました。

 

オランダのユトレヒトは、首都アムステルダムからは鉄道でおよそ30分。ユトレヒトはミッフィーの作者、ディック・ブルーナの故郷です。

 

ユトレヒト駅広場のアーケード

 

私はとってもミッフィーが大好きなんです!
ミッフィーの街並みがどうしても見たいのもあり、計画していました。

 

世界でここだけの信号機だそうです。かわいい!

 

信号機がミッフィーになっています。テンションMAXです!

 

お目当てのシュレーダー邸は、調べると見学には予約が必要と知り早速予約しました。人数制限があり、普段はなかなか予約が取れないそう・・・ラッキーでした!

 

シュレーダー邸の隣が受付

 

周辺の住宅は全てオランダらしいレンガ造りの建物でした。

 

その中のシュレーダー邸は、1924年当時はとても前衛的で注目の的だったのではないでしょうか。

 

レッドアンドブルーチェア

ジグザグチェア

 

有名なレッドアンドブルーチェア、ジグザグチェアもありました。

 

私が通っていた大学にはジグザグチェアがあり、授業でスケッチしたことを思い出しました。椅子だけを見るのと、生活空間の中にあるのとでは家具の印象も違い、建物との関係性に椅子の深みが増すなと感じました。

 

リートフェルトは単純、明晰なデザイン、開放的な空間表現を達成する実験を繰り返していたといいます。とても小さな住宅ですが、このシュレーダー邸ではそれが徹底的に表現されていると感じました。

 

例えば、可動式間仕切りによって空間を開放的にする工夫です。

 

 

日本ではおなじみの「襖」みたいですね。

また、壁が無くても床の色から視覚によって空間の区切りがされているように思いました。

 

特に私が好きだったのは2Fリビングの窓です。

 

 

開け放つと、コーナーがなくなります。

 

窓を開けた時、壁を越えて、内と外の区別がなくなる。私はこの時に「うわあ・・・」と思わず声が出て感動したことをまだ覚えています。

 

常に新しい形態、材料、構造の可能性を実験し続けたというリートフェルトの熱い思いを感じ、挑戦を止めない人だったのだろうなとシュレーダー邸を見て思いました。

 

90年以上前に建てられた住宅が現代でも新鮮さを感じ、何年たっても愛される、感動を与えられる空間。
そんな住宅づくりを伊田工務店の一員として目指していきたいです。

 

担当:設計