Vol.246 建築を巡る旅 inヨーロッパ その2

こんにちは!兵庫・神戸注文住宅IDAHOMESの設計担当です。

 

急に寒くなってきましたね。
私はとても寒がりなので、毎年この時期からは寒さとの戦いが始まります・・・。皆さんも体調管理に気をつけてください。

 

私は2年前に友人とヨーロッパ3ヶ国の建築を訪れ、前回のブログでは、ル・コルビュジエの「ユニテ・ダビタシオン」を紹介しました。

 

今回ご紹介するのは、オランダ・ユトレヒトにある「シュレーダー邸」。

 

 

シュレーダー夫人と子どもたちのために1924年に建てられた住宅です。
水平線、垂直線、直角、三原色、非装飾性、単純性などを追求した「デ・ステイル」で有名なリートフェルトが設計しました。

 

オランダのユトレヒトは、首都アムステルダムからは鉄道でおよそ30分。ユトレヒトはミッフィーの作者、ディック・ブルーナの故郷です。

 

ユトレヒト駅広場のアーケード

 

私はとってもミッフィーが大好きなんです!
ミッフィーの街並みがどうしても見たいのもあり、計画していました。

 

世界でここだけの信号機だそうです。かわいい!

 

信号機がミッフィーになっています。テンションMAXです!

 

お目当てのシュレーダー邸は、調べると見学には予約が必要と知り早速予約しました。人数制限があり、普段はなかなか予約が取れないそう・・・ラッキーでした!

 

シュレーダー邸の隣が受付

 

周辺の住宅は全てオランダらしいレンガ造りの建物でした。

 

その中のシュレーダー邸は、1924年当時はとても前衛的で注目の的だったのではないでしょうか。

 

レッドアンドブルーチェア

ジグザグチェア

 

有名なレッドアンドブルーチェア、ジグザグチェアもありました。

 

私が通っていた大学にはジグザグチェアがあり、授業でスケッチしたことを思い出しました。椅子だけを見るのと、生活空間の中にあるのとでは家具の印象も違い、建物との関係性に椅子の深みが増すなと感じました。

 

リートフェルトは単純、明晰なデザイン、開放的な空間表現を達成する実験を繰り返していたといいます。とても小さな住宅ですが、このシュレーダー邸ではそれが徹底的に表現されていると感じました。

 

例えば、可動式間仕切りによって空間を開放的にする工夫です。

 

 

日本ではおなじみの「襖」みたいですね。

また、壁が無くても床の色から視覚によって空間の区切りがされているように思いました。

 

特に私が好きだったのは2Fリビングの窓です。

 

 

開け放つと、コーナーがなくなります。

 

窓を開けた時、壁を越えて、内と外の区別がなくなる。私はこの時に「うわあ・・・」と思わず声が出て感動したことをまだ覚えています。

 

常に新しい形態、材料、構造の可能性を実験し続けたというリートフェルトの熱い思いを感じ、挑戦を止めない人だったのだろうなとシュレーダー邸を見て思いました。

 

90年以上前に建てられた住宅が現代でも新鮮さを感じ、何年たっても愛される、感動を与えられる空間。
そんな住宅づくりを伊田工務店の一員として目指していきたいです。

 

担当:設計

Vol.245 昆虫に会いに

こんにちは。兵庫・神戸注文住宅 IDA HOMES の Haseです。

 

今夏は例年以上に厳しい暑さが続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?週間天気予報の最高気温にずらっと並ぶ、34・37・35・34…という数値を見ているだけで、ついクラッとなりそうな気分です。

 

今年は新型コロナウイルスの影響もあり、マスクを着用しながら熱中症にも気をつけなければならないなど、家族や自分の体調管理を含め、様々なことに気遣いながら過ごしているように思います。

 

水分補給はもちろんですが、携帯扇風機や冷感スプレーなど手軽に体を適度に冷やせるグッズなどを活用しながら、この夏を乗り切っていきたいですね。

 

ところで先日、伊丹市昆虫館へ行ってきました。

 

 

前回の暮らしプラスでカブトムシの話をしながら昆虫が恋しくなったこともあり(笑)、自転車での運動も兼ねて散策しにいくことにしました。

 

 

昆虫館では、館内への滞在時間を制限しての混雑緩和やマスクの着用など、感染症対策を実施しながら営業されており、私達も密にならないことなどを意識しながら見学させていただきました。

 

 

館内では沢山のチョウが放され飛び回っている様子が見られる、チョウ温室が特に素敵でした。

 

標本展示で見ていた様々な種類のチョウが、実際に自分たちの周りを華麗に飛んでいる姿を間近で見ることができ「わ!ここに!」「そこにもいる!」と、温室内にいる子供たちに混じって、童心に帰ったような気持ちに(笑)

 

 

チョウの色彩やデザインを見ていると、様々なテキスタイルデザインなどにもきっと影響を与えているんだろうなと個人的に思ったりもしました。自然が作り出した色彩や模様の不可思議さには、惹きつけられる魅力があります。

 

3月頃からめっきり外出することが無くなっていたので、すっかり出番の無かった一眼カメラも、この日ばかりは大活躍で、カメラのメモリーはチョウの接写写真で溢れています(笑)

 

 

また、昆虫館の展望スペースから見下ろす昆陽池公園の緑が涼しげで「久しぶりにこんなに緑を見た気がするな…」と、何かが浄化されるような気持ちでした。やっぱり、気温が高いなかでも緑に囲まれていると、どこかスッと体感温度が下がったような感覚がします。

 

ふと、去年の今頃は何をしていたんだろう・・・とカメラのメモリーを辿ると、神戸どうぶつ王国へ行ったときの写真が出てきました。


去年も猛暑真っ只中で、動物たちも少しぐったりしていたような。。一斉に同じ方向に泳ぎだすペンギン達の写真が、我ながら可愛く撮れていたので最後に載せておきます。

あのペンギン達が今年も元気に過ごしていますように…!

Vol.244 カブトムシが、夏のスイッチ

こんにちは。兵庫・神戸注文住宅 IDA HOMES の Hase です。

 

気が付けば、もう8月。来週には夏季休暇ですが、この状況ですので残念ながら帰省も自粛することになり、滅多にない自宅で過ごすお盆になりそうです。

 

今年は梅雨明けが遅く、最近やっと夏らしさを感じられる気候になりましたが、そんななか先日実家の父から「カブトムシがうちに来ました」と、グループLINEにメッセージが届きました。

 

 

何日か前には母からも「大物を見つけた」とメッセージが届いていたので、今年は例年よりも出現率が高めかもしれません。

 

子供の頃はよく、家のベランダや庭先に現れたカブトムシやクワガタを捕まえて飼っていましたが、実家を離れた今では父や母が写真に撮って送ってくれる、この〈発見報告メール〉が夏の風物詩のようになっています。

 

報告が届くと「お!今年も夏がきたか!」と、昆虫たちの登場により、夏の到来がより確かなものに感じられます。

 

私の場合は昆虫ですが、夏の訪れの感じ方にも、きっと人それぞれスイッチがあるような気がします。みなさんの夏のスイッチは何ですか?

 

今年は、季節を感じられるイベントや行事の開催が見送られていくなかで、さみしい気持ちもありますが、旬の食材を味わったり花を飾ったりして、自分なりに四季を感じながらこの日々を過ごしていきたいなと思います。

 

担当:事務

Vol.243 寝具から考える暮らし心地

住宅計画の際、寝室は多くの場合ベッドの設置を考慮して計画します。
フローリングの個室では自然な選択だと思います。

 

ですが子供の小さい(家も小さい)我が家では、部屋を多目的に使いたくて、家族4人がベッドではなく布団で寝起きをしています。

 

今回、綿敷布団の購入と打ち直しを行いましたのでご紹介します。

 

(さらに…)

Vol.242 どこか懐かしいデザインに惹かれて

こんにちは。兵庫・神戸注文住宅IDAHOMESのHaseです。

 

緊急事態宣言が解除されて約1ヶ月が経ちましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
しばらく、店頭へ出向いての買い物はスーパーやドラッグストアでしかしていませんでしたが、先々週 久しぶりにショッピングモールへ買い物に出かけてきました。

 

父の日の贈り物を買おうというのが一番の目的で、ワインショップや雑貨屋などを見ていたところ、自分用に欲しくなって買ってしまったものがあるので、本日のブログではそちらをご紹介したいと思います。

 

雑貨屋さんでたまたま見つけたのが、こちらの「アデリア レトロ 」という名前のグラス。

 

 

祖父母の家で見た覚えがある気がするような、どこか懐かしい昭和の雰囲気が漂うデザインに惹かれて思わず購入しました。

 

自宅に帰って調べてみると、アデリアは創業200年を迎えたガラス製品の先駆「石塚硝子会社」の食器ブランドで、アデリアが誕生したのは昭和36年。昭和の時代に家庭で親しまれたポピュラーなガラス製品のひとつと紹介されていました。

 

「昔はどこの家にもひとつはあったのでは…」とふと思ってしまいましたが、きっと皆さんのなかにも「見覚えある!」という方が多いのではないかと勝手に推測しています(笑)

 

5種類ほど、違った花柄のデザインがありましたが、私はその中でも素朴でシンプルな色合いの「野ばな」というデザインを選びました。

 

アデリアレトロは復刻ではなく、今のライフスタイルに合わせてつくられたリメイク商品で、デザインは昔のままに、形状などは使いやすいように変更されているようです。

 

過去のデザインと今に合った品質やフォルムとを組み合わせていると知って、アデリアレトロをより魅力的に感じました。それは、ヴィンテージともまた違った、そのものに流れ重なり合った時間の経過や、昔のデザインを継承していく思いを感じたからかも知れません。

 

今までに無かった全く新しいものも魅力的ですが、今までにあったものに何か新しい要素をプラスしてつくられているものにも私は魅力を感じるのだなと、改めて気付いたりもした出来事でした。

 

これからどんどんと暑い季節に突入しますが、このコップに冷えた麦茶を注いで涼みつつ、この夏を過ごしたいと思います。

Vol.241 高低差をたのしむ建築

こんにちは。兵庫・神戸注文住宅IDA HOMESのHaseです。

 

先日、大学時代の友人とリモート飲み会をしていたときに、昔行った旅行の話になり「あの建築良かったよね~」と話しながら思い出した建物があったので、今日はその建物の話をしたいなと思います。

 

その建物は、香川県にある「瀬戸内海歴史民俗資料館」

 

 

海に面した山道を車でひたすら登るとたどり着くこの建物から、瀬戸内海の海を見下ろす光景が清々しく気持ちよく、夏の日差しが建物にとても良く似合っていたのを覚えています。

 

この資料館は、香川県庁職員として地域に根ざした建築を追及した建築家・山本忠司さんが、県の建築技師で初めて日本建築学会作品賞を受賞した建築です。

 

ブログを書こうと思い写真を掘り返してみると、訪れたのは2014年7月だったので約6年前になります。話していたときは、そこまで前だとは思っていなかったのですが、月日の流れは凄まじく早いですね…(笑)写真に写っていた自分の姿もさすがに若くて、懐かしくなりました。

 

なんといってもこの建物は、高低差が面白い印象で。

 

階は同じですが、奥の部屋は少し床の高さが下がっています。

 

中庭を囲むように大小さまざまな大きさの展示室が配置されているのですが、それぞれの床面の高低が違うので、展示室を進むごとに変化を楽しめます。

 

高低差を楽しみながら回遊できる中庭

 

木々が植えられている中庭に面した窓からの光だけで、日中は十分過ごしやすいんじゃないかと思う位、心地良い明るさで。中庭の窓を通して、次の展示スペースが見えるのも面白い仕組みだな~と思いました。

 

海賊の城をイメージして設計されたそうですが、大小10の床面の高低が違う展示室を回遊するなかで、アップダウンの変化を楽しめるところが、海賊のような冒険心をくすぐるのかもしれません。

 

 

ちょっとした段差や高低差によって、視点の位置が続々と変化し、それによって見え方感じ方が変わる。密かな高低差・勾配好きの私としては、くすぐられるポイントでした(笑)

 

公式ページを見ていると、館内合計170段以上を数える階段や屋外を通りながら巡ると書かれていました。ほぼ平屋(一部中2階)の建物内外の階段数と考えると驚きです。「いやいや、段差ありすぎでしょう!」と(笑)

 

また特徴的な石積外壁は、建築工事の際に出た石を積み上げるように貼り付けているそうです。

 

この石積外壁の階段を上ると、屋上の展望スペースへ着きます。ここからの瀬戸内海を望む眺めも素敵でした。

自然地形をそのまま生かした、地域の特色を建築に生かしているところに郷土愛を感じますよね。

 

 

「建築を見る」という視点で、博物館や資料館を訪れてみるとまた新しい発見があります。

 

友人と「また行きたいよね~」なんて話をしていたので、今の状況が落ち着いたらまた行けたらいいなと思っています。

 

担当:事務

Vol.240 六甲山マザーツリー

テレワークで運動不足の今日この頃。体を動かしたくて6月入ってから久しぶりに山歩きに行ってきました。新型コロナで自粛していたのでほんとうに久々です。

 

 

今回は北神急行の市営地下鉄化の情報を目にしたこともあって、新長田の自宅から市営地下鉄を使って有馬方面へ行ってきました。

 

行きのがらがらの電車の車中でルートを思案していると、面白い名前の山を見つけたのでふらっと終点1つ前の有馬口駅で電車を降りて、行き当たりばったりの登山行を開始しました。

 

1時間強の山行はだらだらと続く直線的な急斜面でちょっと辟易しましたが、もうすぐ頂上というところでとても雰囲気のある巨木に出会って、今日の山歩きもすべて報われたような気持ちになりました。

 

 

こちらは9本の株立ちで、株立ち好きにはたまらないフォルムだったのですが、このすぐ近くにも7本の株立ちの老木や朽ちかけの奇木があったりして、霊感の全くない私でもこの周辺に何か神聖な雰囲気を感じてしまいました。

 

その後の道程で出会った初老の男性(この日山中で出会ったのは3人だけ!)が、その木がマザーツリーという幹廻りが6m以上ある有名な巨木であることを教えてくれました。

 

 

帰宅後にネットで調べると樹種はアカガシで、幹周で六甲山NO.2とのことでした。六甲山系の山中に巨木というのは私の行動範囲では記憶にないのですが、運良く残ったそういう木を探して歩いてみるのも面白いかもしれないと思った今回の山行でした。

 

都合5時間の山行の帰りは有馬温泉の商店街を通り抜けたのですが、私が訪れた日は開いているお店がほとんどなくて寂しかったです。これからなんとか頑張ってほしいと思います。私も次回は金泉に入りたいと思います。

 

担当:設計

Vol.239 季節を楽しむ

今年は、桜を楽しむ余裕もなく春が終わろうとしています。
さまざまなイベントも中止になり、あまり外に出かけることもできず残念です。

 

弊社では毎年、花のまち神戸の推進運動の一環として神戸市が開催しています『神戸オープンガーデン』に参加しています。

 

 

期間限定で一般のお宅の庭や、お店の植栽などが公開され訪問することができるイベントで、本社ビルの壁面緑化を公開していましたが、こちらも今年は新型コロナウィルス感染防止のため中止になってしまいました。

 

また来年の開催を楽しみにしたいと思います!

 

 

花と緑のまち推進センターのブログ上で綺麗なお花の写真がネット公開されていますので、ガーデニングの参考になるかもしれません。
http://kobeopengarden.blog.jp/

 

山手幹線沿いにある岡本交差点に小さなバラ園があり、色んな種類のバラが綺麗に咲いていました。

 

 

頻繁に造園屋さんが手入れをしているので、かなり長い期間バラを楽しむことができます。

 

最近、夏のような日差しの強い日も多くなってきました。

 

外出することも少しずつ多くなってくると思いますので、季節の移ろいを感じてみてはいかがでしょうか。

 

担当:事務

Vol.238 DIYな日々その⑧~テレワークセット?~

こんにちは! 神戸注文住宅IDA HOMESの工務担当です。

新型コロナウイルスの感染拡大防止の為、外出自粛が叫ばれている昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか?

緊急事態宣言はようやく解除されましたが第二波、第三波が来るかもしれないと考えるとまだまだ完全に

安心出来る状態ではないように思われます。

 

現在弊社におきましても感染拡大防止のためにテレワーク(リモートワーク)作業が導入されていて、

現場業務時と交代出社時以外は自宅でパソコンを開いての業務が続いております。

今までは自宅でそういった作業はほとんどしていなかったこともあって、事務作業できる自分のデスクも無く、

ダイニングテーブルやリビングに座卓を出して作業したり、子供達の学習机を借りたりして作業する日々を

過ごしていたのですが、我が家の奥様からは邪魔との声もあり、また子供達も現在休校中ということもあって、

家でしっかり勉強してもらわないといけないのでそうそうデスクを占領するわけにもいきません。

(もうすぐ学校は始まるみたいですが。)

 

そこで今回はデスクが無ければ作れば良いのでは?ということでテレワーク用デスクを製作することにしました。

コンセプトは ①コンパクトで軽いこと ②安価な材料 ③簡単に製作可能 ④デザインは適当?

なパソコンデスクということでまずは材料を購入。

(杉の無垢ボード24mmx500巾x3mを1枚購入。これがパイン集成材やラバーウッドやタモ集成材と比べても安く、

材料が柔らかいので加工も楽チンで手触りもいい感じ。なおかつ比重も小さいので軽くて運びやすい。

ただそれ故に傷やヘコミは入りやすいので御購入される方はご注意を)

 

 

①材料を大体の大きさにカットしてパーツごとに加工切り出します。

 

②形状は思い付きでまさに適当な感じです。(強度的なことは少し考えましたが。)

 

③一応コンセントも必要なのでデスク天板に穴も開けて。

パーツの切り出しさえが終わればあとは簡単。

接合部はボンド・ビス・金物を使用しての組み立てです。

手早く組み立て作業に移行したかったのでホゾ加工などは無しでビス頭も埋木などをして

目立たなくすることも出来るのですが、今回は木材が乾燥してやせた場合に増し締めが必要と考え、

埋木も無しで作ることにしました。

④デスク脚部分の組み立てです。

⑤天板との接合はアングル金物を使用して取付けます。

コンセント・差し込み部の配線の加工結線をして引き出しレール及び板の取り付けをします。

⑥コンセント・差し込み部の配線の加工結線

 

 

⑦引き出しレール及び板の取り付け(この板だけはパイン集成材です。家にあったもので。)

 

とりあえず形ができたので塗装前にノートパソコンと以前作ったスツールを置いてみてパチリと1枚。

 

あとはペーパー掛け後塗装してテレワークセット1丁あがり!

⑩仕上げをし、完成

 

適当に作った割にはまあまあな感じかな?と思うのですが。どうでしょうか?

デザイン等のセンスは無いのでそこは突っ込まないでください。(笑)

 

自粛・自粛で気が沈みがちな昨今ですが 出掛けなくても自宅で好きなものを自由に作ったり、

自分で家の手入れしたりするも楽しいものですよ。

特に最近はステイホームの推奨で皆さん自宅にいる時間が長くなり、お客様ご自身で住宅のメンテナンスをされる方も

増えてきて色々と質問されることも多くなってきました。

メンテナンスをすることにより、家もよい状態を長く保つことが出来、なおかつ自分ですることで、なお一層

家に対する愛着が湧くと思います。

(※ちょっとした掃除や片付け、草むしり等も住宅を良い状態に保つメンテナンスのひとつなので

気軽に考えてされてみてはいかがでしょう?)

ただ自分では明らかに無理なことや危険なこと、怪我はしないように気をつけてくださいね。

それではまた!

Vol.237 外出できなくでも、家で緑を楽しめる住まい

こんにちは。兵庫・神戸注文住宅IDAHOMESのHaseです。
2020年の立夏は5月5日だったようなので、暦の上ではもう夏なんです。早いですよね。

 

昨今、家に居る時間が増えていて感じている季節の流れの早さ。それは外出を控えるようになって、木々や植物を目にする機会が減ってしまっていることも、ひとつの理由なのでは・・・と思っています。

 

特に、今春は気付かないうちに桜が咲き、そして気付いたら葉桜になっていたくらいの感覚でした。それは少し大袈裟ですかね?(笑)でも私自身の感覚としては、それくらいあっという間に春が過ぎ去っていったような気分です。

 

木々の変化を見届ける余裕を失ってしまっていただけなのかもしれませんが、今までは、特に意識せずに道沿いや公園にある自然を通して四季を感じ、日々を過ごしていたのだな~と、あたりまえのありがたさを色んな場面で感じています。

 

そう思うと、家に居ながらの木々や植物の移り変わりを通して四季の変化を感じられることは、とても有意義なことのように改めて感じました。

 

IDAHOMESが手がけてきた住宅には、住まう空間で自然や緑を通して四季の変化を感じられる仕掛けを取り入れたプランが多くあります。

 

たとえば、アウトドアリビングを楽しむ家では、一般的な庭の空間とはまた違ったかたちで緑を取り込んでいます。

アウトドアリビングを楽しむ家:外からの視線を気にせず自然を満喫

 

アウトドアリビングとは、主にリビングと隣接した庭やバルコニーなどのスペースのことを指しますが、リビングと一体化となることで、家の外にいながらリビングで過ごすように生活空間として利用できるというのが特長です。

 

アウトドアリビングを楽しむ家:LDKに面したアウトドアリビングが住まいの内と外とを繋げ、空間の広がりを演出。

 

家のなかでも外でもない、中間のスペース。いうなれば、広々とした縁側のような位置づけになるのでしょうか。

 

そんなアウトドアリビングに植物を設けることで、家のなかと外という隔たりなく、植物や木々の緑をより日常の身近な距離感で感じることが出来るように思います。そして、キャンプの要素を取り込んだような非日常的な楽しさも持ち合わせています。

 

アウトドアリビングを楽しむ家:逞しく伸びるモミジを眺め、季節の移り変わりを身近に感じられるアウトドアリビング。

 

家に居ながら出来ることの幅を広げてくれる、そんなポテンシャルを秘めたアウトドアリビング。自然や緑を感じられる住まいでの過ごし方には、まだまだ可能性を感じます。

 

追伸
アウトドアリビングについて考えてみると、学生の頃、オーストラリアにホームステイしたときのことを思い出しました。ホストファミリーの住まいにあった、家の周りをぐるりと囲み回遊できる広々としたテラス。そのテラスには、座ると体ごと包まれるようなソファーが置かれていて。学校から帰宅してすぐ、そのソファーに座って庭の木々を眺めながらホストマザーが淹れてくれた甘いホットミルクティーを飲み、その日あった出来事を話すのがステイ中のお決まりパターンでした。「家のなかで過ごすように家の外にいる」というのは不思議な感覚ではありますが、その曖昧さがどこか心地良さで。インドアとアウトドアのちょうど良いバランスの取れたあのテラスの空間こそ、アウトドアリビングだったのかな~と今になって思い返しています。

Vol.236 建築を巡る旅 in ヨーロッパ

こんにちは!そして、はじめまして!兵庫・神戸注文住宅IDAHOMESの設計担当です。

 

ブログを書くのは初めてなので少し緊張しています・・・。
最後まで読んで頂けるととても嬉しいです!

 

そんな私の初めての題材は、2年前に友人とヨーロッパ旅行で訪れた建築です。
3ヶ国の建築を訪れ、その時に撮った写真と共にこれから何回かに分けてご紹介できたらと思います。

 

まず今回は、フランス・マルセイユにある「ユニテ・ダビタシオン」。
全337戸、約1600人が暮らすことのできる集合住宅です。

 

フランスのサヴォア邸や東京の国立西洋美術館を設計した、ル・コルビュジエの設計です。フランスへ行ったら、一度は行ってみたい建築のひとつでした。

 

 

ユニテ・ダビタシオンはフランス語で「住居の統一体、住居の単位」という意味があるそうです。

ル・コルビュジエはマルセイユの他にも、ベルリンなどで合計5つのユニテ・ダビタシオンを設計しています。その中でもマルセイユのユニテ・ダビタシオンは代表的な位置づけにあります。

 

マルセイユ郊外にあり、中心地から地下鉄に乗り、15分ほど歩くと、

 

 

標識が見えてきました。「ル・コルビュジエ ビル」と書いてあります。

 

マルセイユの街並み

 

そういや、マルセイユの街中で仲良くなったお兄さんに『どこ行ったの?』と聞かれ、「ユニテ・ダビタシオン」というと伝わらなかったのですが、「ル・コルビュジエ」というと『ああ~!あそこね!』と分かってくださったのを思い出しました。現地の方には、 ユニテ・ダビタシオンよりも、ル・コルビュジエ 自体が有名なんですね!

 

マルセイユは歴史的な建物が今でも多く残り、機能している中、実際に見に行った私でもユニテ・ダビタシオンは他とは違う雰囲気を放っているなあと感じたので、1952年に建てられた当時はかなりの衝撃だったに違いないと思いました。それを受け入れたマルセイユの方々もかっこいいです。現代まで残してくださり、足を運べたことに感謝しました。

 

憧れだった建物が目の前にある・・・!
わくわくしながら一歩一歩進みました。

 

近代建築の五原則のひとつ ピロティ

 

ピロティを見ると、「近代建築の五原則」が頭をよぎりました。

 

この建物にもしっかり実現されています。337戸をピロティの足が支えています。半世紀以上も・・・。

 

 

この写真は、コルビュジエが人体の寸法と黄金比から作った建造物の基準寸法の数列、「モデュロール」です。

 

この建物にはモデュロールが応用されています。中に入る前からもうコルビュジエで溢れていました。

 

中に入ると、

 

 

郵便局、ホテル、本屋などのお店が入っています。

 

赤ではなく黄色のポスト

エントランスホール

エレベーターホール。扉が赤色です。

 

赤・黄・緑・青の4色が特徴の建物。色使いがかわいらしいです。

 

 

中にもモデュロールが描かれていました。
エレベーターに乗っていると、犬を連れた女の子と一緒になり、ペットOKなんだ・・・!と驚きました。

 

屋上へ行くと、

 

 

ここにも近代建築の五原則、屋上庭園があります。
ただの庭園ではありません。保育園があります。

 

大学時代、教科書に、ユニテ・ダビタシオンの屋上には保育園があると書いてあり「屋上に保育園・・・?」と文章では想像がつきませんでした。それもあって、実際に行って見てみたいと興味を持ちました。

 

下から上まで見て廻りましたが、屋上の存在感はとても大きかったです。

 

行ったときは残念ながら天気があまり良くありませんでしたが、マルセイユの街並み、南フランスの海を眺めることができ、とても贅沢な空間でした。

 

 

郵便局、本屋、売店、ホテル、そして保育園と、街の多くの機能がユニテ・ダビタシオン内に集結しています。

 

この住宅がひとつの街として機能し、充実した生活を送ってほしい。

 

コルビュジエがそう想いを込めて設計したように感じました。

 

その構想を半世紀以上も前に、コルビュジエは実現させたこと。そしてそれが今でも住民に必要とされ機能していることは、革新的だと感じました。

 

ユニテ・ダビタシオンのように、建築やデザインが人々の充実した生活を創り出す空間づくりをするというのは、集合住宅だけではなく、戸建住宅にも通ずるものがあると思います。

 

住宅がこれからの豊かな生活を創り出す。
そんな空間づくりを IDA HOMES の一員として目指していきたいです。

 

担当:設計

Vol.235 おうち時間 #読書

「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」

 

これは、シェイクスピアの書いた戯曲「ハムレット」の中の有名な一説です。
ハムレットを読んだことがない方も、この台詞はご存知なのではないでしょうか。

 

 

いきなりどうした!という冒頭ですみません(笑)こんにちは。兵庫・神戸注文住宅IDAHOMESのHaseです。

 

さて話を戻しますが、劇の中盤、物語の主人公であるハムレット独白のシーンの冒頭で発せられるのがこの有名な台詞。この「生きるべきか死ぬべきか~」のフレーズは日本語訳されたものですが、原文ではどう表記されているか皆さんご存知でしょうか?

 

「To be, or not to be,that is the question」

 

原文では、上記のように書かれているため「生きるべきか、死ぬべきか」以外にも「このままでいいのか、いけないのか」「するか、しないか」など、これまで様々に訳され、その意味について議論がなされているそうです。

100分で名著シリーズは、作品の背景や作者のことが分かりやすく解説されているので、あわせて読むのがおすすめです。

 

どの訳も、根にある思いは作者の思いを読み取りながらも、読み手が受ける印象はそれぞれ言葉の選び方や表現の仕方によって変わってくるものなのだと、私はそれを知ったときに強く感じました。と同時に、同じようなことをハムレットの舞台を観劇したときにも感じました。

 

2015年の蜷川幸雄さん、2019年のサイモン・ゴドウィンさんと異なる演出家の方によるハムレットを観劇したことがあるのですが、同じハムレットという戯曲を用いながらも、こんなに違った印象を受けるものなのだというのが、その時の率直な感想でした。

 

台詞から読み取れる心情や背景、言葉の意図は、解釈する人によって少しずつさまざまに変化する。同じ題材でも視点が変わることで変化する表現の面白さを知ることで、改めて作品の新しい魅力も感じられる気がしました。

 

そして、その読み取り方に深みを感じる戯曲だからこそ、書かれてから400年以上経ったいまでも、色あせることなく世界中で読まれ、上演されている作品なのだと私は思います。

 

テレワークで自宅にて仕事している日々のなかで、昼休みに本棚にあったハムレットを引っ張り出して読みながら、このブログを書いています。

 

ひとりで家にいると喋ることも少なくなり「今日、全然声を出してないんじゃ・・・」と思ったりもする今日このごろなので、先ほど思い切って音読してみました(笑)元々、学生の時に部活動で演劇をやっていたので、台詞を読むことに抵抗がないのもあると思いますが、なかなか楽しくて気分転換にもなるな~なんて思っています

 

角川文庫・河合祥一郎さんの新訳版のハムレット

 

意外と文庫のハムレットは、サクッと読める厚さです。(家にあった罪の声と並べるとこんな感じでした)

みなさんも、こんなときだからこそ、普段とは少し違った読書の楽しみ方をしてみてはいかがでしょうか?

 

「声に出して本を読む」なかなか、おすすめです。