Vol.209 傾斜地に建てる

 

家を建てる敷地として考えたとき、積極的に傾斜地や崖地を探したり、選ばれる方は少ないのではないでしょうか。

 

Photo by 空に剥く家

 

どことなく「危ないかも」「土地の使い方に制約が多そう」といったマイナスイメージを持たれている方も多く、実際に建物を建てるとなると、土地の安全性確保に時間や予算が掛かったり、地盤補強や土留め・擁壁工事が必要になり工事費用が別途必要なケースも少なくありません。

 

〈苦楽園の家 完成見学会〉西宮・神戸の街並みを望む、2階のリビングに設けた大開口からの眺望

 

ここまで聞くと「なぜ、そこまでして傾斜地に建てるのか?」と疑問に思われるかもしれませんが、傾斜地には、平地にはない眺望を作り出すことの出来る土地の魅力や、高低差や段差を生かした唯一無二の空間を生む可能性を大きく秘めていることが挙げられます。

 

なぜ“傾斜地に建てる”のか。
今回はその理由を、IDA HOMESの施工事例とあわせてご紹介したいと思います。

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Vol.204 太陽の塔内部公開

少し前にはなりますが、2025年に大阪で経済効果2兆円とも言われている万博開催が決定したニュースは記憶にも新しいのではないでしょうか。

今回私は、2回目の万博開催を行う1970年に開催された旧大阪万博の跡地へ訪れました。

目的は旧大阪万博のシンボルとなる、私の好きな岡本太郎氏が手がけた“太陽の塔の内部公開”です。

50年近く経った今でも太陽の塔は万博記念公園のシンボルとして存在感を放ち、多くの人を惹きつけています。

 

 

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Vol.197 ザ・シンフォニーホール 音響設計の素晴らしさ

こんにちは。

早いものでブログに登場するのも4回目になりました。

先日、招待券を頂いたので大阪のザ・シンフォニーホールにセンチュリー交響楽団の定期演奏会を聞きに参りました。

 

ザ・シンフォニーホールは、音響が大変素晴らしく、瞳を閉じれば本当に楽団と同じステージに立っているのではないかと錯覚するくらいです。

一音が非常に繊細に聴こえまして、音の線が走る感覚が味わえました。

一方でそれらの音が重なり合うと、迫力のある演奏になって聴こえます。

演奏の中にある緻密さから生まれるダイナミックな音楽に全身どっぷりと浸かる感覚を楽しみました。

 

 

 

 

ザ・シンフォニーホールの誕生秘話を、Google先生(検索)に教えて貰いましたが

ホールの残響時間が2秒ということで、長ければいいという訳ではなく、最適値が存在するそうです。

ちなみに残時間とは、60dB音が減衰するに要する時間です。

調べてみると、2秒前後が有名ホールの残響時間として見られました。

ただ、残響時間は、ザ・シンフォニーホールの音響が素晴らしかった1つの要素にすぎないようです。

 

ホールの音響設計について、google先生(検索)に残響時間等について訊ねてみました。

様々な文献が出てきて、音響設計に非常に興味が出てきました。

例えば、こちらの文献やホームページをご参照願えれば面白いですのでご紹介します。

 

コンピュータ・シミュレーションを用いたコンサートホールの音響特性に関する研究
―その4 室形状の違いによる残響時間の比較検討―
http://www.cit.nihon-u.ac.jp/kouendata/No.39/4_kenchiku/4-039.pdf

コンサートホールの音響設計技術の話題をめぐって
https://www.jsme.or.jp/dmc/Newsletter/No25/No25.pdf

この手の話はとても面白く感じる次第です。

 

音響設計を支えるに、音響解析技術は有用なツールであることが判ります。

 

 

一方で、音響設計は建築設計の一部かとも思います。

例えば、建築設計をするには、ザ・シンフォニーホールの座席に座った時の視線の高さ・広がり、座席スペース、

通路の取り方、照明設計、収益性、建築構造、法規、建築コスト、工期・・・・他諸々の要素等が入ってくると考えます。

おそらくは、これらを一つずつクリアにしていき、ザ・シンフォニーホールは出来上がっております。

少々雑なまとめ方になりますが(^^;)

迫力のある演奏は、緻密な演奏者の一音一音から構成されており

また、その音響を支えるのは、音響解析、音響設計、建築設計の緻密さの積重ねによって成立っているものだと感じます。

総じて、緻密さの積み重ねというものが非常に大切な物だということが再認識させられたというお話でした。

 

担当:設計

 

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Vol.196 教会を訪れて

海外へ行くと、教会や聖堂、モスクは街のメインシンボルのように存在し、観光地としてもガイドブックやホームページに大きく掲載されています。なかには世界遺産として登録されているものも多く存在します。

 

トルコ・イスタンブールのスルタンアフメトモスク

 

スペイン・バルセロナのサグラダファミリア

 

日本でも今年6月に、長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産が世界遺産に登録されたことは記憶に新しいのではないでしょうか。

 

長崎の大浦天主堂

 

国内で、神社やお寺を訪れる機会は年間通して何度もあるように感じますが、教会となるとその機会はなかなか少ないように思います。ですが、神社やお寺に通ずるような独特の惹きつけられる雰囲気を教会建築に感じます。

 

今回は、国内の教会建築のなかから、東京で私が訪れた『東京カテドラル聖マリア大聖堂(以下カテドラル)』をご紹介したいと思います。

 

東京カテドラル聖マリア大聖堂

 

こちらは、東京都文京区にある教会で、東京の高層ビルが立ち並ぶエリアから少し離れた、所謂住宅街のなかに聳え立っています。

 

訪れたきっかけは東京旅行での「丹下健三設計の教会へ行きたい!」という友人からの提案でした。友人に教えてもらうまで、私はその教会の存在を詳しく知りませんでしたが、教会と聞いてなんとなく頭のなかで想像していた建築と、実際とが全く違っていたことは確かです。

 

一般的に教会と聞いてイメージする、レリーフなどが随所に施された、西洋のクラッシックな雰囲気とは違い、前衛的でどこかSF映画に出てきそうな雰囲気もあるように私は感じました。

 

 

このカテドラルが建てられる際、前川國男、谷口吉郎そして丹下健三という、日本を代表する建築家によるコンペが行われました。その中から、丹下健三のHPシェルの現代的な構造技術を用いながら、教会の建物そのものが頂部において十字架になるという案が異彩を放ち採用されたのだそうです。

 

50年以上も前に建てられていますが、今見ても前衛的だと感じるというのもなんだか不思議です。
何十年経っても、デザインとして新しさを感じさせる。そう感じさせるからこそ、長い年月が経っても建築として残っていく理由のひとつなのかもしれません。

 

どの角度から見ても、違った表情を見せながらも失われないその存在感と、天までどこまでも伸びていきそうな力強いフォルムにただただ圧倒されます。

 

内観の荘厳な雰囲気。室内から見た構造が三角錐のようになっていたりと随所に興味深いところがありましたが、やはり私個人的には外観の魅力が圧倒的で。教会というものに対して私が持っていた固定概念やイメージを、覆されたような気持ちで、しばらくその場で見入っていたのを覚えています。

 

上空から見ると十字架を象っているようですが、天からしかその形を確認出来ないというのも、なんとも教会建築らしいなと思います。上空から見たらどんな風に見えるのか。写真では見れますが、実際に目で見てみたいものです。

 

東京では他にも、東京復活大聖堂(ニコライ堂)にも訪れたことがあります。こちらはカテドラルとはまた違った雰囲気の教会ですが目を引くものがあり素敵です。

 

ニコライ堂

 

また、次の機会にご紹介出来ればと思います。

 

担当:事務

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Vol.190 カリモク60の魅力

今回は、新調した我が家の家具についてお話ししたいと思います。

 

みなさんは「カリモク60」をご存知でしょうか?

 

家具メーカーのカリモクが展開しているシリーズのひとつで、カリモクが1960年代に生み出した商品の中から、最も普遍性のあるものを、当時のままのデザインで復刻したのが「カリモク60」シリーズです。

インテリア業界では、1940~1960年代にデザインされた家具やインテリア、建築物などが「ミッドセンチュリースタイル」「ミッドセンチュリーデザイン」等と呼ばれ、この時代を表す言葉としても使われています。

 

ミッドセンチュリーの時代に活躍したデザイナーは、ジョージ・ネルソンやチャールズ&レイイームズ、ハンス・Jウェグナー。日本では、バタフライスツールの柳宗理が代表的です。
チャールズ&レイイームズの「シェルチェア」ハンス・J・ウェグナーの「Yチェア」は、現在でも憧れのチェアデザインとしてインテリアショップなどでも良く見かけます。

 

 

改めて考えると半世紀も前のデザインが、今でも人々が憧れる存在として最前線を走っていることは凄いことのように思います。

 

また、IDAHOMESのギャラリーにあるルイスポールセンのPH5は、1958年にポールヘニングセンがデザインしたペンダント照明で、これもまたミッドセンチュリーの時代に生まれたデザインのひとつです。

 

 

そして日本の1960年代という時代は、まさに高度経済成長期の時代。ミッドセンチュリーに生まれた様々な新しいデザインに影響を受けながら「世界に通用するモノづくりを!」といった熱い思いが形になりつつあった時代だったのではないかと想像できます。まさに、そんな時代に生み出されたのがこの「カリモク60」シリーズのデザインという訳です。

 

カリモク60の公式サイトを訪れると、コンセプトとして「単なる復刻ではありません。今という時代への普遍性の提案です。」※以下省略と掲げられています。

 

多様で新しいデザインが生まれつづけている世の中で、新しいものを生み出すだけでなく、古いけれど良いものを時代を更新しながら普遍的なものに蘇らせていく。そう考えると、デザインの持つ可能性をとても感じます。

 

そして今回私が購入したのが、カリモク60のロビーチェア
ロビーチェアの座面には、モケットグリーンというタイプのものを選びました。

モケットグリーンは、カリモク60の中でも黒革が印象的なスタンダードブラックと並んで最もポピュラーなタイプ。「カリモク60といえば」「カリモク60っぽい」の代表格でもあるので、みなさんもどこかで見たことがあるかもしれません。

 

モケット素材の魅力は、冬はあたたかく夏は蒸れにくいという機能性とデザイン性を兼ね備えているところでしょうか。生地の中でも耐久性、耐摩耗性に優れているそうです。メンテナンスとしては、専用の耐水スプレーを座面全体に吹きかけて半日程乾かすだけ。

 

個人的には、阪急電車のシートを思わせるような素材感だな~と思ったりもして気に入っています。モケットグリーンの上品なグリーンカラーはクラシックなイメージもあり、落ち着いていて空間に馴染んでくれます。

 

カリモク60の、復刻でありながらヴィンテージ感を感じさせるだけではなく、今の時代にもフィットするまさに普遍的なデザインが魅力だと感じています。家具のフォルムやカタチは、シンプルでありつつも素材や色合い飽きのこないデザイン。ロビーチェアに合わせて、オットマンや他のチェアも少しずつ揃えていきたいというのが、我が家の今の密かな住まい計画です。

 

 

担当:事務

 

 

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Vol.179 完成見学会を担当して

4月21日・22日に開催しました“神戸市灘区の家”完成見学会の案内を担当させていただきました。

 

今回、完成見学会をさせて頂いた“神戸市灘区の家”、まず外観に注目していただきたい住宅です!!斜めに突き出した壁のインパクトはなかなかのものでした!
参加して頂いたお客様も驚いたのではないでしょうか?

 

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Vol.176 OVERTURE 照明から空間を考える

IDAHOMESの施工事例にも度々登場している、ブラックの大きなシェードが印象的なスタンド照明。

 

 

「大きな壁が豊かにする家」施工事例はこちら

 

こちらは、Philippe DaneyというフランスのデザイナーがデザインしたOVERTURE(ウーヴェルチュール)というフロアスタンドです。

 

Philippe Daneyのライティングへの関心や発想は、ライトの光そのものというよりも、それらによって照らされる空間や景観へ導かれており、そんな彼の視点はデザイナーというよりも写真家に近いとも言われているようです。

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Vol.127 新人営業の奮闘日記 その2

こんにちは。
以前にも同じようなタイトルで書かせて頂いた事がありますが、早いもので私が伊田工務店に入社してからもう1年が経ちました。本当に早いですね。

 

昨年は本当に色々なことがあり、公私共に充実した1年でした。
営業としてまだまだ未熟ではありますが、私なりに考え行動した結果1年かかりましたがようやく初の契約を頂きました。そしてなんと!続けてもう1棟のご契約も頂き、3月でなんと2棟のご契約を頂くという自分でも驚く状況になっています。笑

 

もちろん自分ひとりで契約まで至ったわけではありません。社内社外問わず色んな方にご協力をして頂いたおかげです!本当に感謝です!この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。引き続き、宜しくお願い致します。

 

ご契約を頂いたお客様とは、これからさらに細かい打ち合わせを重ねていくことになりますので、ご提案、ご説明ができるようしっかりと準備をしておこうと思います。

 

そして、お家を建てさせて頂いた後はアフターサービスが始まります。
家は建てて終わりではありません。建ててからが本当のお付き合いですのでしっかりとサポートができるようこちらに関しても準備をしておきたいと思います。

 

さてさて、私の近況報告は置いておき、先日の休みの日に久しぶりに大阪難波へ出かけたのですが、今まで全く気付かなかったものに気付きました!

 

それはこちらです。

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Vol.126 東京インテリア家具に行ってみました!

東京インテリア家具の西日本進出2号店である神戸店が、5月にポートアイランドのIKEAの向かいにオープンします。今回は、勝手ながら視察という意味も兼ねて、この機会にと今年2月にオープンしたばかりの西日本進出1号店である大阪本店に行ってきました。

事前に仕入れた情報によると、東京インテリア家具は主に関東で出店している家具の大型店舗で、大阪本店は同社の最大規模の店舗とのことです。

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Vol.125 子供の頃に描いた「いえ」のかたち

子供の頃の記憶のなかで一番ふるい記憶。
とうの昔のことで忘れてしまっていることでも、ふとしたことをきっかけに、懐かしい記憶を思い出すことがあります。それは例えば、子供のころに読んだ好きな本だったり。

 

先日、姪っ子にプレゼントする絵本を、本屋さんで選んでいた時のこと。
普段、本屋さんで子供向けのコーナーにいくことがほとんど無いため、はじめはどう探していこうかと手探りに思っていましたが、いざコーナーへ行ってみると「この本知ってる!」「あ、これ持ってたな~懐かしい」と気付けば子どもの頃に何度も読んだ馴染み深いタイトルの絵本を見つけては手に取っていました。

 

子供心に好奇心を掻き立てられた様々な絵本が、当たり前ではありますが、未だ現役として子供達に読まれ愛されているのだと思うと、何年経っても変わらないものがこのコーナーには沢山詰まっているな~としみじみと思ってみたりもして。

 

そんな中、特に好きだったこの絵本を見つけたとき「ある意味、いま自分がこの会社にいる原点なのかもしれないな」と少し感慨深い気持ちになったので勝手ながらご紹介したいと思います。

 

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Vol.116 自然のインテリア

家に観葉植物を置いている家は多いと思いますが

お花は、なかなか飾る機会がないのではないでしょうか?

 

201405

 

少し前に、お客様のお子様から小さな花束をいただきました。
思いがけないプレゼントだったので本当に嬉しかったです。
お花を贈るのは少し照れくさかったりしますが、頂くと嬉しいものだと思います。 (さらに…)