Vol.221 建築さんぽ inウィーン

こんにちは。神戸注文住宅・IDA HOMESのHaseです。

 

今回のブログでは、今夏に訪れたオーストリア・ウィーンで見た建築のなかから1つご紹介したいと思います。
今回ご紹介するのは、オットーワーグナー設計の郵便貯金局

 

正面の建物が郵便貯金局。

オットーワーグナーはオーストリアの建築家で、グフタス・クリムトを中心として結成した、ウィーン分離派の中心人物のひとり。設計した建築物のほとんどはウィーンにあり、郵便貯金局の他にも街を歩いているとオットーワーグナーの建築を見ることが出来ます。

 

郵便貯金局は、鉄筋コンクリート造の建物。
竣工した1912年代のヨーロッパでは石積の建物が主流だったこともあり、鉄筋コンクリート造は当時としては新しい工法だったようです。

 

郵便貯金局の正面玄関。個人的に庇が好きです。

 

正面玄関は、大理石の白い壁とリベットなどのアルミニウムのシルバーがアクセントとして施されています。

建物内にはいると、ホールのように広々とした空間が広がっていました。

 

 

私の第一印象は「近未来的!」
近未来といっても、今の時代に思い描く近未来というよりも、昔の映画で描かれていた近未来のような、どこかレトロで懐かしい雰囲気をまとった近未来っぽさで。この感じ、伝わっていますかね?(笑)

基本的に、ホワイトとシルバーの二色の色合いで構成されていて、一見シンプルなデザインのように見えますが、電灯や通風孔へデザインが細かく施されていて、単調になりすぎないバランスを生み出すアクセントになっています。

 

壁のラインを縁取るステッチのようなデザイン。

裸電球を生かした柱部分の電灯。

 

ホールの両端と正面には、それぞれ番号が割りふられた受付が並んでいて、ここがかつて郵便局として利用されていた面影を感じます。

 

受付の数字フォントが、どことなく角ばっていて可愛い。

アーチのようなホールの中央部分。

 

ホールの中央部分の天井はアーチのようになっており、そこだけ天井高が少し高くなっています。この日は曇りの天気でしたが、二重ガラス構造の天井から入ってくる自然光がほどよい明るさでした。

天井もガラスですが、床もガラス。

 

床のガラスブロック。

 

なんともいえない透け感が非日常的な雰囲気を醸しだしていますが、思い返せばここは郵便局・・・。以前紹介したウィーン経済大学の図書館もそうですが、公共的な建物に非日常的な瞬間を感じることに面白さを私は感じました。

 

ウィーン経済大学のラーニングセンター(図書館+学習センター)

かつてオットーワーグナーは「芸術は必要にのみ従う」と主張しています。
これは「芸術は鑑賞されるものだけでなく、使われてこそ意味がある。そして、その中にも美しさがなくてはならない」という意味が込められているそうです。

そんな実用性と美しさの融合を目指したワーグナーの言葉に、デザインと快適さの絶妙なバランスの取れる住宅を目指しているIDA HOMESとの接点を勝手ながら感じました。

 

100年前の建築から得るものは無数にあるなと改めて思った旅の記録でした。

 

担当:事務

vol.216 日本の原風景

 

毎日、暑いので涼を求めて鳥取県の芦津渓谷の奥にある“みたき園”へ行ってきました。

 

山の中にある園内には、茅葺き屋根のお食事処が点々とあり

季節にごとに旬の山菜料理を食べることができます。

 

昔ながらの建物にエアコンはありませんが

扉や窓は開けっ放してあるので、風が吹けば心地よく過ごすことができました。

小川や水車、滝も流れています。

人口で作られたものですが、年月とともに自然の中になじんで溶け込んでいて

自然と一体となった空間は、すごく贅沢な感じがしました。

 

 

放し飼いのニワトリがいたり、大きな木彫りのトロールの神社もあり、園内を散策するだけでも楽しめると思います。

 

 

 

今回、夏も木々の緑がきれいでしたが

秋もまた紅葉がきれいだと思うので、行ってみたいと思います。

 

すぐ近くに“どんぐりころころ公園”という、かわいい名前の公園がありましたので

秋になると、どんぐりがたくさん転がっているかもしれませんね。

 

みたき園
http://ashidumitakien.jp/

 

担当:事務

Vol.211 東寺の弘法市

先月の21日に、建築家の中村好文先生の新刊出版記念のトークショーに京都まで行ってきました。

トークショーでは、当たり前ですが中村先生は写真のまんまが動いていて、雰囲気やトークもイメージ通りでちょっとした感動がありました。

いただいたサインは我が家の家宝にしたいと思います。

講演会場では設計の原図も見ることができて、大変勉強になりました。

図面について質問したいことがたくさんできましたが、質問の時間もツテもなく、これから先生の本を読み込んでいって自分のものにしたいと思います。

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Vol.200 神戸フルーツフラワーパークが道の駅に

 

フラワーパーク内に新しく施設ができたと聞いて行って来ました。

過去に、実家の近くですので何度か訪れておりましたのでどこが変わったのか楽しみにして行きました。

今回の増築にあわせて、道の駅になったようです。

 

FARM CIRCUS(ファームサーカス)という名前で、フラワーパークのエントランス付近に3棟建物を増築していました。

既存遊園地の前に増築しており、オシャレな景色になっています。

 

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vol.188 Saul Leiter展に影響を受ける

 

少し前に友人の誘いがあり、家族に久しぶりに一人の時間をもらい、
伊丹市立美術館に「Saul Leiter 展」に行ってきました。

きっかけとなったのは、通りすがりの看板で気になり、写真が趣味の父が好きそうな写真だから教えてあげようと。
すでに父はチェック済みで訪れた後でしたが、私もこの展示は見ておきたいと思い、足を運びました。

 

 

 

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Vol.168 初詣に岡山へ

突然ですが、みなさん初詣はどちらへお参りされましたか?

 

私は毎年、宝塚の清荒神へお参りに行っていましたが、今年は「ちょっと変わったおみくじが引ける」という話を友人から聞き、少し足をのばして、岡山県の由加山蓮台寺へ行ってきました。

 

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Vol.155 続・博物館を訪れて

しばらく前になりますが家族で楽しめる博物館というテーマで「竹中大工道具館」の紹介をしました。
※前回のブログ Vol.079 博物館を訪れて

 

今回はその第2弾。「西宮市貝類館」についてお話します。

 

 

西宮浜にある「西宮市貝類館」はヨットハーバーのほど近くにある、「生きたオウムガイ」が見ることができる博物館です。

 

子供には(私にも)難しすぎるかなと思いましたが、オウムガイに興味をそそられたらしく、思い立ったが吉日。さっそく行ってきました。 (さらに…)

Vol.152 江戸東京たてもの園へ行ってきました

少し前の話しですが、先日夏休みを利用して東京へ行った際に、以前から行きたかった『江戸東京たてもの園』の前川國男自邸を見学してきました。

 

前川國男とは、ル・コルビジェの弟子であり、日本の現代建築の礎を築いた人物。
今でも見学可能な自邸は、昭和17年に建築されたようで、約80年経った今、このような人物のお陰で現代の住宅があると思うと感慨深いものがあります。

 

外観は和風のモダニズムな造形でした。

 

前川國男邸の外観

 

この家の最大の見どころはリビング。

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Vol.149 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展に行ってきました

先日、阪神 香露園駅から歩いて5分ほど、住宅街の中に溶け込むように佇む西宮市大谷記念美術館へ行ってきました。

 

お目当ては、秋が近づく頃に毎年開催されている企画展「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展

 

エントランスには、今回の絵本原画展ポスターにも使われているマリー・ミニョさんの「どこがヘンかな?」のイラストが飾られていました。

 

大谷記念美術館は、私が子供の頃に初めて訪れた美術館で、尚且つその時初めて見た企画展がこの絵本原画展だったということもあり、個人的にとても思い出深い場所でもあります。

 

ところで皆さんは、”のびのびパスポート”をご存知でしょうか?
お子さまのいるご家庭の方はご存知かもしれません。

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Vol.142 休日に気になるお店へ

入社して日の浅い新入社員が好き勝手に書いてもいい物だろうかと悩みつつ、自身の気になった建築について書かせていただきます!

 

以前、お休みを頂いた時に、友人達にお昼ご飯を食べに行こうと誘われました。三宮とかそのあたりで何か食べるのかなと思って待ち合わせ場所に行ってみると、唐突に友人が牡丹鍋食べたいと言い出し、まさかの篠山市まで出向くことになりました。笑

 

訪れたのは「いわや」というお店で、このような外観です!

 

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