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Vol.022 住宅市場を取り巻く事情

2015.1.9

住宅市場を取り巻く事情

 

 

 

 

 

 

 

 

新年明けましておめでとうございます。
本年もIDA HOMESをよろしくお願いいたします。
さて、新年早々に難しい話をしますが..

昨年の事になりますが、もし消費税が10%に上がる事に決まっていたとしたら。
景気の回復状況が思わしくないのもあって、住宅取得をお考えの皆さんには
マイナスの環境が調っていたかもしれません。

ご存じの通り、住宅購入において、消費税は土地にはかからず建物部分にかかってきます。
例えば、土地が1,000万円、建物部分が2,000万円の場合、建物部分の2,000万円に対して8%、
約160万円の消費税がかかります。

消費税が10%に上がっていたとすると、160万円が200万円になり、その差額は40万円にもなってしまいます。
40万円の支払い増は決して馬鹿にはできない金額です。

 

しかし、実は消費増税よりももっと気になる事があります。
(購入金額に関していうと消費税と同じくらい、いや、もっと大きいかも?)
それは「建築価格の増加」です。

住宅の建築価格は実際にじわじわと上がってきています。

住宅市場を取り巻く事情

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*2014年8月26日 日本経済新聞より*

【建材高、実体経済に影 マンション発売減、セメント値上がり】
『建設資材や人件費などの上昇がマンションなど建物価格に波及している。
マンションなど建築物の建築着工単価は今年6月で1平方メートルあたり18万5600円。1年前に比べ9%高い。
人件費の高騰に加えて資材価格の上昇が建築費を押し上げているという。』

 

これは昨年8月の記事ですが、今でも各種材料や労務費上昇の影響を受けて建設価格は上昇し続けています、
円安による原料の高騰と、職人さんの人手不足が原因です。

 

*2014年9月26日 日本経済新聞より*

【LIXIL、2~15%値上げ 建材や設備機器など】
『LIXILは26日、一部の建材や設備機器の価格を11月1日以降順次、2~15%上げると発表した。
ガラスや樹脂などの原材料の価格などが高騰しているため。同社の値上げは6年ぶり。
対象はトイレや洗面化粧台、窓、玄関ドアなどの一部。主力のトイレ「サティス」で約5%、
窓・シャッターで2~8%程度引き上げる。今後も上昇傾向が続くとみて転嫁を決めた。』
消費税の増税は2%アップですが、建築価格の上昇は2%どころではなく、
一部の材料の中には10%以上も上がっているものがあります。増税が見送られた今も、
「ゆっくり考えよう」などとのんびりしている間に、建築価格の上昇が家の値段をぐっ!と押し上げています。
それに建築価格は消費税と違って、何時から、いくら上がるのかが明確に分かりません。
消費者の皆さんには特に分かり難くなっています。気づいた時にはもう上がった後なんてことも…要注意ですね。

 

消費税が上がる直前には、恐らくまた「駆け込み需要」が起きるでしょう。
現場が忙しくなって、人件費も資材もさらに上がるのは現実問題だと言えます。
その時、もし住宅ローン金利まで上がっていたとしたら、「消費増税」「建築価格高騰」「金利上昇」の
トリプルパンチです。総支払額は数百万円単位で増えてしまうでしょう。

「税制」「価格」「金利」、この3つは住宅購入価格に大きく影響を与えます。
今のようにこの三つの要因に大きな変化がある時は注意が必要です。
タイミングをよく見極めるためにも信頼できるアドバイザーを見つけることが、
後悔のない家づくりを実現させるポイントではないかと思います。

 

 

記事担当:営業

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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