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Vol.115 古きよき日本の小正月

2017.1.13

新年あけましておめでとうございます。
ちょうど年が明け、学生さんにとっては新学期が始まったころでしょうか。

 

来る1月15日は「小正月」と呼ばれており、これは元日を「大正月」というのに対して呼んだ名で、
お正月に忙しく働いた主婦をねぎらう意味から「女正月」とも呼ばれています。
大正月が年神様を迎える行事なのに対して、小正月は豊作祈願や家庭的な行事が多いのが特徴です。

 

小正月と大正月には、目で見て分かるものとして玄関などに飾る飾りものに違いがあります。
大正月には主に門松を飾りますが、小正月には餅花(餅花)などを飾り、古くは豊作の予祝の大切な行事でした。
そのため小正月を「花正月」ともいいます。

 

また、この日の朝には米と小豆を炊き込んだおかゆである
小豆粥(あずきがゆ)を食べて疫病を払うという風習があります。
これは、門戸を祀るのに豆の粥をつくったという中国の風習に習ったものです。

 

また、この日はどんど焼きといって、
正月の松飾り・しめ縄・書初めなどを家々より持ち寄り、一箇所に積み上げて燃やす火祭の日でもあります。

 

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このどんど焼きには、正月の飾りなどを燃やすことで「正月に区切りをつける」といったことの他に、
元日にお迎えした年神様を火に乗せて天にお返しするという意味合いがあります。

 

そのことから「その火で焼いたお餅を食べると、1年間無病息災で過ごせる」
「火に当たると若返る」「書き初めを焼いた炎が高く上がると字が上手になる」ともいわれており、
年初めの験担ぎのような思いも込められているようです。

 

日本に古くから残る慣わしや験担ぎを大切に、古きよき風習を身につけ
「はじめは人が習慣をつくり、習慣が人をつくる」そんな思いです。

 

担当:営業

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