こんにちは。
先日、横浜へ訪れた際に、以前から気になっていた ホテルニューグランド へ行ってきました。
きっかけは、数年前に見た「名建築で昼食を」というドラマ。ドラマ内で建築的な視点で紹介されていて、佇まいの重厚感とクラシックな魅力を感じていたので、横浜に行く機会があれば行ってみたいと思っていました。
ホテルニューグランドは、1927年に開業したホテル。銀座和光などを設計した渡辺仁によるもので、クラシックホテルの代表例とも言われています。
また、1992年には横浜市認定歴史的建造物に認定されています。
ホテルニューグランドのシンボル的存在でもある大階段。
絨毯の鮮やかで落ち着いたブルーの色合いが素敵でした。
天井や壁のレリーフの模様も1つ1つリズムを感じられて、細部にわたる意匠をじっくりと眺めているだけでも楽しい時間でした。
階段の先にある時計の上には、京都の川島甚兵衛作のつづれ織「天女奏楽之図」が飾られています。
また、私が魅力的に感じたのが、ホテルの向かいに位置する山下公園から眺めた外観。
ホテルのロゴのフォントデザインにも、歴史や異国を思わせる雰囲気があります。
ドリア、ナポリタン、プリンアラモードなど、馴染みのある料理の発祥でもあるホテルニューグランド。今回は時間が無く、レストランやカフェには立ち寄れませんでしたが、次回はそんな発祥メニューもぜひ堪能してみたいと思っています。
異国情緒あふれる横浜に建つ、古き良きクラシックホテル。
皆さんも横浜を訪れた際に、訪ねてみてはいかがでしょうか。
担当:事務